時間をやりくり、道具をやりくり、材料をやりくり、家計をやりくり。
日常をやりくりしながら手作りお菓子をクリエイトしています。
お家でのお菓子作りは、甘い香りに包まれて、
食べてくれる人のことを思い浮かべ手を動かす穏やかな時間。
沢山のやらなければならないことからはなれた、
大切な自分のための時間でもあります。
少しお菓子のある暮らし。
お菓子を作る時間が、皆さんの心ほぐれる一時になれば嬉しいです。
楠本 智美 Tomomi Kusumoto
1975年、佐賀県生まれ
大学では食物栄養学を専攻し、管理栄養士国家資格を取得。
卒業後は短期大学に入職し、調理学実習実験、栄養学実習、臨床栄養学実習のアシスタント、ラットを用いた食物摂取実験補助などに携わる。
食の華やかな世界への憧れと、実験の繰り返しに近いお菓子作りの面白さにひかれ、25歳の時に製菓専門学校に入学するために上京。高校を卒業した学生たちに混ざってフランス菓子を中心に洋菓子を学ぶ。
その後、吉祥寺のパティスリーにて製造販売業務に従事し、季節のタルトや焼き菓子を得意とする五関シェフの元、シンプルなお菓子の中での材料選びや焼成の大切さを知る。
母校の製菓専門学校に戻り、非常勤講師として来校するたくさんの一流パティシエのアシスタントをする傍ら、実習カリキュラムの調整、学生たちへの基本的なお菓子の指導、販売実習の指導を担当する。
結婚後はフリーでの活動をスタート。
沢山のパティシエの仕事をそばで見てきた経験から、道具、材料など、限られた条件の中でやりくりしながらアイデアを出すのが得意で、スムースなお菓子作りのためにあれこれ準備をするのが好き。
kurikuriお菓子の会では、「ここに来たらパティシエ気分を味わえる!」と思ってもらえるよう、先生ではなく「段取り屋」という立ち位置で、皆さんのお菓子作りを全力でサポートしています。
現在は徳島市在住。2児の母。