気がつけば、2月も中旬。
こちらのお部屋に遊びに来てくださっている皆様、ありがとうございます。
1月半ばから、ひたすら毎日のスケジュールに向き合う生活。締め切りを守っているか、材料の買い忘れがないか、忘れ物がないか、流行り病に罹らないか。綱渡りのような日々です。
ようやく一つのお仕事の目途がつき、お掃除を済ませてからこちらのページを開いたところ。
皆さんとのお菓子作りの様子をレポートすることができなかったので、記録として少しづつご紹介しますね。
そんな合間に、素敵なバーでお仕事をさせて頂いたので、その様子を。
ガス生活館ピポット徳島さんでのお菓子作りのご案内です。
トリュフ(キノコ)とロッシェ(岩)の様なチョコレートのお菓子です。
テンパリングの必要ないチョコレートを使って作ります。
トランペ(チョコレートを薄くコーティングする方法)は少ない溶かしチョコレートで簡単に。
可愛らしい缶に詰めて自分への贈り物に仕上げましょう。
すでにお申し込みくださった皆様、ありがとうございます!
元旦以来、食欲がなかった私。
ニュースで心傷む映像を見て無力さを感じ、皆さんがSNSに上げるお見舞いや励ましの言葉にさえも、「私には言葉の力もない」とさらに落ち込み…。
できるだけそういったものから離れて、いつもの日常を心がけようと締め切り間近のお菓子の試作に手を付けようとするも、実験と試食が仕事の私にとっては食欲がないのって致命的なんですよね。
体と心をほぐしに、先日自転車で「とくしま七福神巡り」へ。
比較的中心部の徳島市内のお寺に祭ってある七福神は、歩いて4時間ほどで参拝できるとのことですが、実際には自転車で3時間ほどかかりました。
御朱印を頂くには200円必要ですが、パンフレットにスタンプを頂くのは無料です。
お寺や神社はどこもお掃除が行きいていて皆さん親切。やっぱり気持ちが良い空間ですね。
お手水場は蛇口が竜になっているところもあり、辰年にちなんでより一層清められる感じがして、くすぶった気持ちを丁寧に洗い流しました。
日頃の感謝や、震災復興の祈願をして。
自転車移動で程よく疲れ、少しお菓子を食べたい気分にもなってきました。
私はいつも通り今を大切に暮らす。
おかげさまで食欲も回復し、試作始動しています!
小さい!かわいい!12㎝のお菓子たち。2月は「テリーヌショコラ」です。
テリーヌとはフランス語で「容器」を意味する言葉です。 もともとはフランス料理で使われる陶器などの蓋つきの四角い容器に詰めて、焼いたり湯煎したりして調理したものを指します。
今回は濃厚でリッチな味わいのチョコレートケーキ「テリーヌショコラ」を、丸い型を使って厚く焼成することで、中心部を柔らかく仕上げます。
→ エミールさんのホームページお申込みフォームからどうぞ。
クリックすると、お申込み方法へ移動します。
電話 088-637-0241
エミールカルチャー「キャロットケーキ」講座に参加して下さった皆様、お申し込みくださった皆様、ありがとうございました!
講座をどう楽しんで頂くかを考えて色々と詰め込んだ2時間。
混ぜるだけで作業は終わり、のんびり試食をしながら焼き上がりを待つゆったりとした時間。
そんなことは決してなくて(笑)。焼成中は、試食もそこそこにフロスティングの仕上げ体験、丸く焼きあげたケーキを切り分けたラッピング、パウンド型のケーキを切り分けてラッピングを体験して頂き、焼きあがった後はケーキの仕上げ、撮影会、お片付け、といったあわただしいものでした。
いつもお付き合いくださって、本当にありがとうございます。
さて、「どこに売っているんですか?」にお応えして、講座で使用した包材や道具をご紹介します。
食感ありキャロットケーキ、食感なしキャロットケーキ、お好みのレシピで作ってみてくださいね。
明日はエミール講座「キャロットケーキ」。
お申し込みくださった皆様、ありがとうございます。
キャロットケーキは昨年農業大学校さんで実習した時に色々と試作してレシピを整えているので、そちらのレシピをご案内しますね。
けれど、作ってみたい配合を見つけて…
「もしかしたらこのキャロットケーキはとびきり美味しいのかもしれない!」と気になり、念のため作ってみたら思っていたのと違って。今、冷凍庫に眠っております(笑)。
結局私の仕事は、色々配合を試作&試食して一番美味しくて作りやすいものを皆さんにご紹介していくこと。
それはお菓子作りの講座であっても商品開発であっても同じで、お客様の代わりに実験して食べて最適な(お家でも作りやすい配合とか、効率よくできるお菓子とか、コストを抑えたレシピとか、製菓の技術が必要なくても見栄えのするお菓子とか)お菓子を見つけるのが仕事なんですよね。
そんなわけで、おすすめのキャロットケーキの配合。
どうぞお楽しみに!
非難を呼びかけるニュースと、炎を上げ始めた街。衝撃と共に光が爆発して。日を追うごとに、傾いたビルや潰れた家屋といった被害状況が明らかになる。
この3日間に、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本大地震、アメリカ同時多発テロ事件といった近年の痛ましい映像が、フラッシュバックしたのかと思うような画像がテレビから流れ、「もう、どうして…」と胸が痛くなります。
被害にあわれた皆様が一日も早く穏やかな日常になりますよう、心から祈るばかりです。
東日本大震災の際には、不安な時期が収まっても「お菓子を作る」ということが決して生活に必要ではないことに心苦しさを感じてしまいお菓子作りを自粛していました。けれど今は違います。
この先少しでもご支援できるよう、私のできることに集中して日常を送り、経済を回す。
まずは私が健康で穏やかに過ごし、私の周りにいる人が穏やかに元気に過ごせるようにする。そうして穏やかなエネルギーが広がっていくように努めていきたいと思っています。
少しお菓子のある暮らしは、私たちを穏やかで豊かなものにしてくれる!と信じて。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
kurikuriお菓子の会
楠本智美
今年も残すところ1日となりました。
この1年の間、kurikuriとのお菓子作りに参加して下さった皆様に、心より感謝申し上げます。
本当に心から。ありがとうございます。
私がご提案したお菓子を「作りたい!」とお申し込みくださった皆様の顔を思いい浮かべて。
プレゼントして頂いた沢山の嬉しい言葉を、あらてめて味わって。
皆さんと一緒に作ったお菓子をお菓子寄付として受け取ってくださったお子さんの笑顔や、施設の方からのお礼の言葉を振り返って。
やっぱり今年も私は幸せ者でした。
少しお菓子のある暮らし。
お菓子を囲む時間は、穏やかなで幸せな時間の象徴だと信じています。
そのためにも私自身が穏やかでありたいと、意識して仕事の量を減らした1年。
お菓子の会では10のメニューを提案して、
エミール講座でも10のメニューを提案して、
ピポット講座で4つのメニューを提案して、
6次産業化セミナーを3つ開催して、
3社様の商品開発に携わって、
よろず支援拠点では3つのセミナーを開催して、
そして自分自身の学びを深めるために、4つのセミナーに参加して、
今年の初めに決めたやりたいことリスト100のうち、52のチャレンジができて。
どの取り組みも精一杯頑張ったね、私(笑)。
お仕事を依頼して下さった皆様にも感謝感謝の一年でした。
2024年も、美味しくて美しいお菓子を作り出す私であるために、私自身が穏やな人であることを、そして参加して下さる皆さんがリラックスしてお菓子作りを楽しめる時間になることを、持ち帰ったお菓子が皆さんのご家族やお友達を喜ばせることができることを、お約束いたします!
12月のお菓子の会が終わりました。
参加して下さった皆様、ありがとうございました。
ミルクチョコレートとプラリネペーストを合わせた「ジャンドゥーヤ」のケーキ。
初めまして!の材料名が出てきて、ちょっと戸惑われたのではないでしょうか。
可愛らしいテントウムシのチョコレートが印象的なカファレル社と言えば、「ああ!知ってる!」という方もいらっしゃって。そのカファレル社発祥のジャンドゥーヤチョコレートは、ヘーゼルナッツとョコレートを合わせたもののようです。
私が製菓の学生の時は、プラリネペースト(ナッツをキャラメルがけしてペースト状にしたもの)とチョコレートを合わせたもの全般的にジャンドゥーヤと呼ばれていました。
今回のお菓子作りの工程は少し複雑。
・スポンジを焼く
・ジャンドゥーヤを作る
・ジャンドゥーヤクリームを作る
・天使の羽のチョコレート細工
・ネイキッドケーキのナッペ
・グラサージュでドリップケーキにする
・絞り
「デコレーション部分をゆっくりと楽しみたい方は、私が焼いたスポンジを使って組み立ててもいいですよ。」とお伝えしていたのですが、皆さん全員が「スポンジから焼きたいです!」と(笑)。
お菓子の会ってそうゆうことなんですね。
私自身があらためて確認できました。
ありがとう。
皆さんの可愛らしいケーキたちをご紹介しますね。
リクエストメニューもありがとうございます!
さてさて、我が家のクリスマスケーキは皆さんとの楽しい時間の材料を使ってジャンドゥーヤの小さなデコレーションケーキを作りましたよ!
直径10㎝のクグロフ型で焼いたスポンジを使った、私のためのクリスマスケーキ。
楽しませてくれてありがとう。
メリークリスマス!