お盆になりました。
徳島市では3年ぶりに阿波踊りが開催され、やっぱり普段よりも街がウキウキしている感じ。
嬉しいですね。
我が家は夫もお休みなので、まずは家族みんなで家の掃除。
近所の氏神様へお参りに行ったり、
夫の実家へお盆参りに行き、
預けてある四国八十八か所の掛け軸を出して眺めてみたり。
そしてこれから3年ぶりに実家に帰省します。
一昨年になくなった祖母のお参りもようやくできそうです。
明日はブログもお盆休みさせて頂きますね。
9月は徳島を代表する柑橘「すだち」を使ったお菓子です。
すだちの果汁を使ったクリームを、ビスキュイ生地で巻きました。
こちらは以前、四国空スイーツグランプリでJAL賞を頂いたものです。
しっかりと酸味のあるクリームは、しっとりとしたジェノワーズよりも、タックワーズやビスキュイなどの少しサクッと歯切れの生地のほうがお似合いな感じがします。
エミール講座で「すだち」を分けて頂くのは、佐那河内村ですだちを栽培されている大仲さん。
こちらの記事に→大仲さんのご紹介がありますので、是非ご覧くださいね。
お申し込みは→ エミールさんのホームページお申込みフォームからどうぞ。
クリックすると、お申込み方法へ移動します。
お電話(088-637-0241)
昨日の阿波晩茶のお菓子は薬膳スイーツっぽいもの。
阿波晩茶を初めて飲んだ時に、凍頂ウーロン茶のような中国茶のイメージと重なり、お菓子に取り入れるのであればウン十年前に流行った薬膳スイーツやアジアンスイーツっぽい感じにしたいと思いました。
整腸作用のあるペクチンや食物繊維たっぷりの桃。
肝臓と腎臓を元気にするクコの実。
食欲増進や疲労回復効果のある生姜。
そして、腸内環境を整える発酵茶の阿波晩茶。
「このお菓子にはこういった効果があります」
こんな風にお伝えしてしまうのは、分析した栄養素の数値の和で表す西洋栄養学っぽい表現になってしまいますのでやめておきますね。
東洋医学で大切に考えられていることは「気血水」のバランス。
人は食べたものの栄養素をすべて取り入れるのではなく、受け入れる側の気質と合わせてのバランスをとるというのが中医営養学の考え方です。
天人合一思想が根底にある東洋医学。
人間も他の動物や植物と同じように、自然を構成している一つにすぎません。
自然に沿って生きることを大切に考えられています。
なのでね、
「桃はそのままで食べた方が好き。」
「阿波晩茶は温かくして飲みたい。」
そんな自然に出てくる自分の気持ちに沿って、おいしく食べるのが一番身体にいい、と思っています笑。
自然な気持ちに沿って食べ物を選ぶためにも、未病の状態で規則正しい生活をすることがとっても大切。
常に穏やかな気持ちで規則正しいリズムで過ごしていると、わずかな体調の変化や自分の欲する食べ物にも気が付きやすいですものね。
いつも頭で考えて栄養のバランスを取ろうとしがちな私にとって久しぶりに開くの中医営養学は、風の時代と言われる自分の気持ちに沿った生き方に見合う食事のような気がして、もう一度勉強しなおしたい学問です。
今日はエミールカルチャーさんで皆さんと一緒に阿波晩茶を使ったお菓子を作ってきました。
参加して下さった皆様、お申し込み下さった皆様、ありがとうございました。
生姜が効いた阿波晩茶シロップで桃をコンポートにし、アガーを使った阿波晩茶のプリンに注ぎます。
まずは桃を煮るところから。
コンポートにした後、かざりつけようにカットします。
固まったプリンのの上に盛り付けて。
丁寧にラッピングしていきます。
ラッピングが終わったら撮影会。
楽しい時間をありがとうございました。
明日はエミールカルチャー講座「徳島県農業大学校さんの阿波晩茶を使った・ロイヤル阿波晩ティープリンです。
お申し込みくださった皆様、ありがとうございます。
諸々準備整いました。
後は桃を調達しに行くのみ。
8月講座はエミールカルチャーさん1本にしています。
私もいつ感染するのかわからない状態ですが、何とか家族も私も元気に明日を迎えられ、予定通り講座が開催できそうです。
明日も暑い一日になりそうです。
保冷剤、お預かりしますので実習室までお持ち下さい。
どうぞ皆様お気をつけてお越しくださいね。
それでは明日よろしくお願いいたします。
今年の夏の記録として残しておこう。
小5の息子はハッピー野郎で。
好きなことをしている以外の時間はひたすらおしゃべり。
例えば、食事の中で好きなものを食べ終わってからはずっとしゃべりっぱなしで、箸が進まない。宿題の漢字のノートを開くとおしゃべりが始まり、筆が進まない。
おしゃべりの内容は息子が今興味があること。
なので息子の時間のほとんどが興味のあることで。
そのためかどうかはわかりませんが、いつも何だか楽しそうではあります。
文字を書くのが嫌いで、もちろん文章を書くのは大の苦手。
4年生からは必須課題の読書感想文はどうするのだろう…と思ってみていました。
昨年は「文豪ストレイドックス」という漫画から興味を持ち、太宰治の走れメロスを。
今年は、宮沢賢治の春と修羅を選びました。
息子のバイブル「六三四の剣」の漫画の中で小学5年の六三四が、春と修羅を読んで震えているシーンから、読んでみたいと思ったそうです。
私も読んだことがなくて。
春と修羅の詩集の中の「春と修羅」のみさっと目を通してみると、恥ずかしながら意味不明。
息子も内容はよくわからないながらも、「何かすごく怒ってる」という感じ取った部分を手掛かりに、わからない言葉の意味を調べ、メモを取りながら息子なりに春と修羅を理解しようとしていました。
読んでしまってからはおしゃべりが始まります。
だって読みたいとは思ったけど、文章を書くのは面倒くさいんだものね。
「母さん、カメレオンを見つけるすっごくいい方法見つけた!」
たぶん、先日放送されたジュラシックパークの録画を何度も見ていた影響かな。
けれど、私も集中して作業したいこともあったし、感想文がちっとも進まない息子にイライラしていることもあって、
「お母さん、カメレオン探すことなんかこの先多分ないから、いい。」
と言ってしまいました。
察したのか、嫌々ながらも3枚の感想文を書き終えた息子。
「カメレオンってどうやって見つけるの?」ってあらためて聞いたら「もういーですー。」と、読み始めた六三四の剣から目を離さず返事をしました。
どうしてあの時カメレオンの見つけ方を聞いてあげなかったんだろう。
息子の春と修羅の感想文を読んで、泣くほど反省した夏の一日でした。
桃とクコの実のスープや、ミルクティープリンの生クリームの量など、レシピを整える作業です。
半割の桃を煮るのはスープに浸りにくかったので、八割の櫛形切りにして煮たところ、実が崩れていたので、やはり半割にして盛り付け前にカットした方が美しい。
生クリームを加えると、牛乳だけのプリンよりも口当たりがまろやかで柔らかいのですが、生クリームが多くなると分離したように見えます。
以前マンゴープリンでアガーを使ったときも何度も失敗したところ。
色々とやり方を試して、時間内に皆さんがきれいに仕上げて持ち帰ることができるように調整していきます。
失敗する可能性がある作業をできるだけなくしていく。
だから誰よりも私はそのお菓子を失敗している人です笑。
一緒にお菓子を作る時間を共有するために、できるだけ緊張をなくし穏やかで楽しい時間にする。
美しく仕上がったお菓子を持ち帰り、家族や友達と美味しくて楽しい時間を共有する。
楽しくて穏やかな時間が皆さんの周りにも広がっていくように、段取り屋として準備していきますね。
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※お電話でのお申込みは 088-637-0241 へ。
阿波晩ミルクティーにそそぐ、桃とクコの実のスープ。
半割りにした桃をスープで軽く煮ると、皮がつるん。
可愛らしい桃肌が現われます。
生姜が効いた阿波晩茶のシロップが桃に浸透するには、ひと晩置いた方が良さそうです。
整腸作用のあるペクチンや食物繊維たっぷりの桃。
肝臓と腎臓を元気にするクコの実。
食欲増進や疲労回復効果のある生姜。
そして、腸内環境を整える発酵茶の阿波晩茶。
疲れた夏の身体を整えるスイーツに仕上げています。
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エミール講座「徳島農業大学校の阿波晩茶を使った・ロイヤルミルク阿波晩ティープリン」
①午前の部にキャンセルが出ました。
阿波晩茶のプリンに、桃とクコの実の阿波晩茶スープをそそぎ、可愛らしい瓶詰めにしたスイーツです。
農業大学校さんの2022阿波晩茶のお土産付き!
「家族やお友達から『買ってきたの?』と言われるんです!」
いつも皆様の嬉しいご報告、励みになります!
一緒に褒められスイーツ作りませんか?
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来週のエミール講座のレシピを詰めています。
パールアガー8を使うのですが、生クリームの量を増やすと分離したようになる時があるので注意。
なんとかロイヤル感は出したいところです。
阿波晩茶が中国茶のような印象があるので、桃とクコの実をのせてシロップをそそぎます。
シロップにも阿波晩茶を使うか、そしてスパイスをどう使うかも悩むところ。
八角は癖が強すぎて好みが分かれるかも。
生姜は使いたい。
胡椒はどうしようか。
ずっと昔にハマっていた本を引っ張り出して読んでみたり。
薬膳寄りにしたら面白そうとは思うのですが…。
冒険できない小心者です。
亀ゼリーが好きな方は大丈夫(笑)。
CAではなく、「スッチー土産の定番」として流行ったのは何十年前だったかしら。
まだまだ試作は続きそうです。