kurikuri

お知らせ・ブログ

2023.11.19 砂糖について思うこと

砂糖ってお菓子にはなくてはならない材料ですよね。私は甘いお菓子が大好きです。
「甘くなくて美味しい!」「いくらでも食べられる。」「罪悪感なく(ギルトフリー)食べられる。」という表現は、私が気に入ったお菓子への称賛の言葉として使ったことはありません。


The Dose makes Poson.
すべての物質は毒であり、毒になり得ないものはない。容量のみがその物質が毒でないことを決める。
Paracelsus(1533)

こちらの言葉も、先日の勉強会でお伝えしました。
ギルトフリーは人の価値観によって変わることも。





砂糖ついては、お菓子の会でもたびたびお伝えしています。

配合の中の砂糖(私はグラニュー糖を使うことが多いです)は他の砂糖にすり替えることができますが、砂糖の種類によってそれぞれ特性があるので、同じ焼き色、食感になるとは限らない。お菓子の中での砂糖の役割は、「甘みを加える」だけではないので、甘さ控えめにしたいからといって安易に砂糖を減らすことはできないです。

これは製菓学校に通うと「製菓理論」という座学の授業で必ず習います。

トレハロースの林原さんのサイトで「糖の基礎知識」のコーナーに分かりやすく書かれています。
・砂糖の役割の表
・糖を減らせば甘さは減る?
・糖を減らせばカロリーは下がる?
面白いのでご覧くださいね。


製菓学校で学ぶために上京して初めて食べたお菓子は、青山にあったルコントの木苺のムースでした。それは今まで食べたケーキの中で一番小さくて甘くて酸っぱくてお酒が効いていました。ぎゅっと濃い。
地方に行くにつれ、東京と同じ価格のケーキはそれよりも大きいことが多いです。よりフワッとしていて甘さ控えめ。でないと1個食べられない。1個のお菓子の満足感は同じになっていると感じます。

薄味の習慣をつけるために「カップラーメンのお湯は線よりも多く注ぎましょう。」と指導されますが、それでスープを飲み干してしまうならば、結局摂取した塩分は同じです。
昔、DA・KA・RAのCMで、「薄味のスープもいけるね。結局おかわり。」というフレーズがありましたが、それと同じ。


砂糖については、お菓子作りの中でも日頃の食事作りでもいつもいつも考えていることなので、お伝えしたいことが沢山あって、うまくまとまらないのですが…。

とにかく、砂糖はお菓子の材料の中で重要な働きをしていること。どんなものでも食べ過ぎはよくないこと。砂糖もしかり。






2023.11.18 ピポット徳島「親子で楽しいお菓子作り!」

こちちらの受付はすでに終了しておりますが、記録のためにご紹介させてください。

ガス生活館ピポット徳島さんでのお菓子作りのご案内です。

いつもは平日に開催させていただいているのですが、12月2日の土曜日に親子で楽しむお菓子作りを企画させて頂きました。

しっとりスポンジ生地で生クリームを巻いたロールケーキに、お絵描きクッキーをデコレーションしたクリスマスケーキです。

お申し込みくださった皆様、ありがとうございました。

クリスマスロールケーキ

  • 日時
    2023年12月2日(土)
    10:30~13:15
  • 授業料
    3500円
  • 場所
    四国ガス株式会社 ショールームガス生活館ピポット徳島
    徳島県徳島市南昭和町4丁目67-1
    TEL:088-679-9115 FAX:088-679-9116
    【開館時間】10:00~18:00
    【休館日】水曜日・お盆・年末年始・GW(ゴールデンウィーク)
  • お申込み 
    受付終了いたしました。
    ピポット徳島お料理教室・カルチャー教室情報


2023.11.17 無添加マフィン食中毒について思うこと

タイムリーなので、またまた先日の勉強会の続きです。

勉強会では次の3つのことについて取り上げました。
1.4つの認証マークを取り上げて、その言葉の意味とマークの定義を確認する。
2.食品表示・栄養成分表示の適切な記載について確認する。
3.情報提供について考える。

1.2.について確認したうえで、仕入れの際に正しく情報を読みとり、製造販売の際には誠実に情報発信できているか考えていきたいと思いました。

そして次のことを取り上げました。
食品添加物の不使用表示に関するガイドラインが発表され、2024(令和6)年4月からは、「無添加」「○○不使用」といった表示には規制が入るようになります。(不使用表示を一律に禁止するものではありません。)
この背景には、今まで「無添加」「○○不使用」といった表示基準があいまいだったことと、もう一つは「無添加」や「○○不使用」といった表示を必要以上に強調することは、その裏返しとして「添加物の入った食品は危険」という認識が消費者に広まる懸念があります。

「確証バイアス」「ファクトチェック」「グリーンウォッシュ」「SDGsウォッシュ」のキーワードについてもあわせて取り上げました。そして食の「安全」と「安心」の違いについても確認しました。

そして、こちらのyoutube「食品添加物のおはなし」を見て頂きました。

このYouTubeを監修されているのは「食の安全と安心を科学する会(SFSS)」の山崎先生。

山崎先生がこのNPO法人SFSSを立ち上げられたのは、狂牛病が問題となった時期、後輩の獣医さんがBSE感染牛を見落として出荷してしまったことが原因で畜産農家さんの収入が激減してしまったことを苦にして自殺された出来事がきっかけだそうです。

日本で狂牛病に感染した人はいないし、もちろん亡くなった人もいません。けれども、私たちが求める食の「安心」のために1人亡くなったのです。


以上でお伝えしていることは、
食品製造者の皆さんに、食品添加物の積極的な使用をすすめるのではありません。
食品製造者は安全な食べ物を作ること、そして言葉の意味を正確に理解して誠実に情報発信し、安全な食べ物を提供しているか。消費者は食の安心を求める際に、マークや言葉から情報を正しく読みとれているのかということ。

無添加マフィン食中毒問題は、添加物を使用していなかったことが問題ではなく、衛生管理・品質管理に問題があったと私は思っています。
自分が作ったお菓子が原因で、せっかくお買い求めくださったお客様が体調不良をおこすなんて、本当に自分におきかえて考えただけで胸がはりさける思いです。

体調を崩されたお客様の一刻も早い回復をお祈りし、被害がこれ以上広がりませんように。
そして製造された方への嫌がらせがこれ以上ないよう願います。







2023.11.16 勉強会を終えて

昨日開催した「食品マーク・これって何?~消費者への適切なメッセージを考える~」に参加して下さった皆様、ありがとうございました。

共同開催の徳島県中小企業家同友会の事務局の皆様も、大変お世話になりました。


徳島県よろず支援拠点として開催していますので、私のブログでこの勉強会について、写真を掲載したり参加して下さった皆様のことについて書くのは控えるべきでしょうが、現地参加して下さった皆様は熱心にメモと取っていらっしゃったり、終了後もたくさんのご質問を頂いたり。

結局のところ食品表示について、私が「これでいいです」と判断することはできないのですが、自社製品の「表示」についてしっかり見直す時間になったようで、こちらを勉強会のテーマに上げてよかったです。


投影資料は昨日のレジュメに添付していますので、QRコードを読んで振り返りにお使いください。
Dropboxへのアクセスになりますが、「またはウェブ版の利用」を選択するとアプリを取得しなくても大丈夫です。

Zoom参加して下さった方は、
同友会様から前日に送られてきたレジュメのpdf資料のQRコード部分を拡大してスクリーンショット

ラインアプリの友達追加QRコードを開く

読み取り画面右下から、QRコードのスクリーンショットを選択

これで投影資料をご覧いただけます。


会場参加して下った皆様にお渡しした消費者庁発行の資料は、こちらからもご覧いただけます。
早わかり食品表示ガイド
栄養成分表示のためのガイドライン

ご活用くださいませ。

    




昨日。「食の安全」の定義をお伝えし、「食の安全」は科学的評価でもたらされるもの、「食の安心」は「食の安全と、事業者や行政と消費者との信頼で成り立っている」とお伝えしました。
だけどね、勉強会が終わった昨晩、大麻グミを食べた人が救急搬送されたニュースを見てしまい、これが合法的に販売されているのがどうしてなのか、調べに調べたけれども納得できなくて。
たった一粒を食べて意識を失ってしまうものが「食品」として売られているのはおかしい。食品衛生法に違反していないか製造所に立ち入り検査をしても問題ないって。
これだと行政は信頼できないと思ってしまいます。

食のリスクコミュニケーターとして、これをどう説明すればよいのか、もう少し調べてみようと思います。





2023.11.15 12月のお菓子の会「ハッピークリスマス2023」

2023年、kurikuriのクリスマスケーキは「ジャンドゥーヤ」のデコレーションケーキ。

ジャンドゥーヤは、プラリネペーストとチョコレートを合わせたものです。
プラリネは、ナッツをキャラメルがけしたもので、ローラーで引いてペースト状にしたものがプラリネペースト。

ココア入りのスポンジ生地を、ジャンドゥーヤと、ジャンドゥーヤクリームを交互にサンドしてグラサージュを垂らし、クリームを絞ってデコレーションしました。


チョコレートの羽と金箔を散らして。


デコレーションのみお楽しみになりたい方は、スポンジ生地はご用意しておきますので、お申し付け下さいね。

12月のお菓子の会「ハッピークリスマス2023」

  • お持ち帰り
    直径15㎝のホールケーキ1台
  • 参加費
    8500円(2名様でお申し込みの場合、お一人様の料金)
  • 持ち物
    エプロン、タオル、持ち帰り箱、持ち帰り袋、保冷剤、保冷バッグなど
    (箱は1組300円でご用意いたします。)
  • 日時
    12/4(月)、12/5(火)、12/18(月)、12/19(火)、12/21(木)
    いずれも
    スポンジ生地から体験される方 9時30分~13時00分
    スポンジ生地をご注文される方 9時30分~12時30分
  • デモンストレーションで製作したお菓子は、「おやつ寄付」として県内の支援団体様に寄付させて頂きます。皆様と共有したお菓子を作る穏やかな時間の輪を広げていきたいと思っています。
    お知り合いの支援団体様をご紹介下さい。優先してお届けいたします。


※ 日程を変更する場合がございますので、あらかじめご了承下さいませ。

※ お申し込みは参加日の5日前までとさせて頂きます。

※ これまでに取り上げたテーマのリクエストレッスンも可能です。

※ マンツーマン追加料金2000円で、1名様のご参加を承ります。

2023.11.14 包材万歳!

kurikuriお菓子の会。手作りお菓子をパティスリーのお菓子に仕立ててお持ち帰り頂きます。

ご家族やお友達がびっくりしてくれるように!
「すごいね!作ったの⁈」って言われます、は、私にとっても嬉しい言葉です。

気に入っていただいた包材は皆さんにご紹介していますので、お気軽におたずね下さいね。




ガレットブルトンヌとカクテュスをお持ち帰り頂いた箱。
(缶に入れて、さらに残ったお菓子を入れて頂く箱です。)
気に入ってくださってよかった。

5号サイズのタルトやチーズケーキ、ガトーショコラ、パンやお惣菜を入れてもよさそうですね。

ヘッズ ボヌール 窓付 ランチボックス 食品対応 日本製 20枚 白 W175×H60×D175mm BNR-WGB1 20枚入

2023.11.11 チーズケーキレポート

先日のエミール講座に参加して下さった皆様、お申し込みくださった皆様、ありがとうございました。

クリームチーズ1箱使い切り。
ニューヨークチーズケーキよりも柔らかめで、バスクチーズケーキよりもしっかりしていて美しくカットできる。
そんな4号サイズのチーズケーキをご紹介しました。

デモンストレーションの後「さあ始めますか!」の様子、好きです。
ナイトコースの皆様も真剣な表情

試食用のスフレチーズケーキと食べ比べ

きれいに焼きあがったチーズケーキ整列!
まだ温かいですが… ラッピングのご提案をしました。




食べ比べ用にスフレチーズケーキをご用意します!とお伝えしたのですが、前日に焼いたらひび割れしてしまい…。焼きなおすこと4回。結局、クリームチーズがなくなり、割れたままのスフレチーズケーキをお出ししました(苦笑)。
食べて下さってた皆様に感謝。

りくろーおじさん風のものを目指して、江口シェフのyoutubeレシピで作りましたが、温度を変える、天板2枚と湯煎の下にふきんを鎮める、しまいにはトロトロメレンゲ、それでも20分後ぐらいにヒビが入り始めます。表面に焼き色もつかずに真っ白。

江口シェフの本は、これまでの洋菓子作りで実は意味のない工程などを解説されていて、勉強になります。
味は間違いないので、4号サイズでもきれいにやけるようになりたい。また胃腸体調を整えてやってみますね。(しばらくはチーズケーキいいです笑)


2023.11.06 仲良しさんのエプロン

エプロンのご注文を頂きました。

大人っぽいグレージュ。

毎月参加して下さる仲良しお二人から、お揃いエプロンのご注文です。
いつも賑やかにお菓子作りを楽しんで下さって、私もお二人と一緒に過ごす時間が楽しみです。



柔らかいリネンのシンプルエプロンは、6,800円(税別)。
同等の素材とデザインをネットで検索しても、比較的お求めやすい価格になっています。

気になる方はお問い合わせ下さいね。


2023.11.02 同友会×よろず支援拠点・勉強会のご案内

徳島県中小企業家同友会と徳島県よろず支援拠点共催の勉強会です。

「食品マーク・これって何?~消費者への適切なメッセージを考える~」

商品パッケージは、商品の特徴やブランドイメージを伝えるだけでなく、消費者に商品の品質や価値を伝え、購買意欲を高める役割を果たします。
中でも食品パッケージに記載されているマークや表示は、消費者に対する大切な情報提供です。

会場にお越し下さった方には、こちらの冊子をお渡しいたします。

ご質問を頂くことの多い食品表示。

仕事柄、イベントや産直市で販売されているお菓子を購入することが多いのですが、正しく表示されていないものを多く見かけます。
正しい表示を行うことは、信頼される製造者・販売者の第一歩だと思っています。

いまいちど、一緒に確認しませんか?

食品マーク・これって何?~消費者への適切なメッセージを考える~

  • 日時
    11月15日(水)14:00~15:30
  • 会場
    同友会事務局 ・ Zoom
    徳島市問屋町43番地
  • 参加費
    無料(但しゲスト参加は2回まで)
  • お申し込み
    同友会事務局
    TEL : 088-657-7363
    FAX : 088-657-7364
    e.doyu
    同友会ホームページ 申し込みフォーム へ

2023.10.31 10月のお菓子の会レポート

今月のお菓子の会が終了しました。
参加して下さった皆様、ありがとうございました!

先月に続き、今月も色々なお菓子を作りました。

1 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 82

最新の投稿

カテゴリー

ページトップへ