まだまだ年末お片付け中。
マジパン講座で染色した残り物のマジパンを使って、バターケーキをつくりました。
久しぶりのエンゼル型。
少し前のカンブリア宮殿でユーハイムが取り上げられていましたね。
ちらっと出てきたフランクフルタークランツが懐かしくて。
子供のころ、父が披露宴の引菓子で持ち帰るケーキは、削りホワイトチョコレートがまぶしてあるリング型のバータークリームケーキでした。
真ん中には砂糖のプレートにお二人の名前が書かれていて。
あらためて見ると、エンゼル型って可愛らしいですね。
ユーハイムはフロッケンザーネトルテも根強い人気だとか。
大好き!嬉しくなっちゃいます。
華やかなわけではないけれど、味わい深いドイツ菓子。
シュトレンが美味しい吉祥寺の「ゴッツェ」。
何度かアシスタントにつかせて頂いた時の先生のお菓子は、フランス菓子にはない美味しさがありました。
ゴッツェ先生、お元気かな。
毎年恒例、我が家の年末お片付けやりくりクリスマスケーキ。
見た目は、12月のお菓子の会のホワイトチョコレートのムースに似ていますが、こちらはレアチーズケーキ。
夫は甘いものが苦手ですが、チーズケーキだけは食べられます。
メリークリスマス!
今日は今年最後のお菓子の会でした。
12月のお菓子の会に参加してくださった皆様、2020年のお菓子の会に参加してくださった皆様、ありがとうございました。
今年最後のお菓子の会に参加してくださったのは、クオカレッスンから欠かさず
申し込んでくださっている母娘さん。
いつもありがとうございます。
仕上がり、いつもきれい。
ワシャワシャと洗い物を済ませ、今年を振り返りながらビスキーアマンドの残りで一服。
「お菓子の家」。
大人になっても好きです。
お菓子の家はドイツ語で「ヘクセンハウス」といい、直訳は「魔女の家」という意味です。
グリム童話のヘンゼルとグレーテルに出てくる魔女の家をさしていて、そこからお菓子でできた家をヘクセンハウスと呼ぶようになりました。
ヘクセンハウスを作る生地は「レープクーヘン」と呼ばれる蜂蜜入りのクッキー生地。「ホーンニッヒ(蜂蜜)クーヘン」とも呼ばれます。
もともとは修道院などで作られるお菓子に用いられていました。
教会でともす蜜蠟の副産物として得られた蜂蜜を使って、お菓子作りが行われていたからです。
ドイツではクリスマスが近づくと、お菓子を作って飾るという習慣があります。
こちらはクオカレッスンで取り上げたヘクセンハウス。
アドベントカレンダーのようにクリスマスを一日一日待ちわびるかのごとく、星型で小窓をあけて中のキャンディーが取り出せるようにしました。
生地はレープクーヘンを使っています。
製菓学校に勤めていた時は、学生さんのヘクセンハウス実習用にレープクーヘンを仕込んでいたので、皆さんにもレープクーヘンを紹介したかったのと、
バター不足の時期でしたので。
吉田菊次郎さんのクッキーブックという本のレープクーヘンをベースに生地を作りました。
こちらは先のヘクセンハウスよりもさらに前に、
クオカレッスンで取り上げた「パステルヘクセンハウス」。
皆さんには色を選んで頂いて、パステルカラーのお菓子の家を3時間で仕上げて頂きました。
クリスマスの時期のヘクセンハウスと違って、確か4月のレッスンだったでしょうか…
アイシングの接着を雪でごまかすわけにはいきません。
屋根の大棟の接着アイシングをうまく隠すために、瓦を貼り付けることにしました。
生地の型取り、焼成からですので、かなりハードスケジュールでしたが、
「大丈夫です。私が絶対何とかしますから、家を建てましょう!」と、皆さんを励ましながら進めた記憶があります。
クッキーの接着はコツがあって、アイシングをスティックのりのように薄くのばしてもくっつきません。
程よく絞り出したアイシングに圧をかけるようにして、クッキーを接着する。
そして固まるまでじっと我慢(そんなに長い時間ではありません)。
やりなおすほど、くっつきにくくなります。
一発勝負。
こんな組み立て作業、私は好きです。
来月はクッキーを組み立てた「Sweets Box」。
試作では大きめの四角い箱に、クッキーを詰め合わせてみましたが、
箱を食べるのがなかなか大変でして…。
箱も美味しく食べて頂きたく、小さなボックスにしました。
生地はパートシュクレ。デコレーションはチョコレート。
箱も美味しくできました。
ぜひぜひ一緒に細工菓子に挑戦してみませんか?
1月23日土曜日
万代町のクレエールさんで行われる子ども食堂にて、
「チョコバナナモンキーマフィン」のワークショップを開かせて頂きます。
クレエールさんの人気マフィン「くるみとバナナのマフィン」を使って、チョコレートとマジパンでデコレーションしましょう。
お申し込みが始まりましたら、出張講座のコーナーでご案内しますね。
Coming Soon !!
明日から始まる12月のお菓子の会、「kurikuriのクリスマスケーキ2020」。
ご予約くださっている皆様、ありがとうございます。
チョコレートクランチやラズベリーのジュレの硬さがしっくりきていなかったので、ギリギリまで調整しました。
カットしたときも、口に入れたときも、しっくりくる硬さになったと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
1月のお菓子の会ですが、もう少しお待ちください。
今日写真を撮ってアップする予定でしたが、崩壊してしまいまして…
この方法は無しということが分かりました。
もう一度やり直して、お知らせしますね。
20日までにはアップしたいと思います。
お楽しみに!
来期より学びの場エミールカルチャーさんで、kurikuriの講座が始まります!
冬期はデコレーションケーキに特化した1DAY講座をご用意しました。
お友達やご家族にデコレーションケーキを手作りしてあげられたら、お菓子作りが本当に楽しくなりますね。
1月2月3月、段階を経て難易度は上がりますが、どの回もナッペの基本を取り入れますので、
お好みのケーキをチョイスして頂くのもいいですし、3回すべて受講してしっかりマスターして頂くのもおすすめです。
お申し込みは12月23日10:00頃より受付開始です。
エミールカルチャーさんへお願いいたします。
(↑タップして頂くとエミールカルチャーさんの申し込みページに行けます!)
ピポット徳島カルチャー教室「クリスマスがやってくる♪プロフィットロール」が終了しました。
参加してくださった皆様、またお申し込み下さった皆様、ありがとうございました。
はじめましての方も沢山いらっしゃって。
「シューを初めて作ります」
「カスタードクリームを初めて作ります」
の方もいて。
kurikuri の講座で初めてのお菓子に挑戦して頂けてとても嬉しいです。
2人1組でチームワークよく作業して頂き、皆さんチョコチョコっと積み上げて、写真通りのプロフィットロールをお持ち帰り下さいました。
出来上がりと、作業の様子を撮らせて頂いたので、ご紹介しますね。
皆さんにお伝えし忘れましたが、シューを積み重ねたお菓子にもう一つ「クロッカンブーシュ」があります。
こちらはフランスのお菓子で、クロッカンはカリカリッという音、ブーシュは口を表し、「口の中でカリカリする」という意味。
シューを飴でくっつけて積み上げます。
20年ほど前かしら…、日本の結婚式でも少し流行りました。
パステルカラーのシュガーをまとったアーモンドのお菓子「ドラジェ」をデコレーションしたクロッカンブーシュ。
プロフィットロール、クロッカンブーシュ、パリブレスト、エクレア、シーニュ、スーリー、ルリジューズ、サントノレ、シューケット…
伝統的なシューのお菓子、色々あってとっても面白い生地です。
今日のプロフィットロール。皆さんのシューコレクションの1つにファイルしてくださったら嬉しいです。
今日も沢山の嬉しい言葉や、お手伝いをして頂き、ありがとうございました。
とっても楽しい時間でした。
ピポット徳島のスタッフの皆様もお世話になりました。
いつもありがとうございます。
皆さんに感謝の一日でした。
フランボワーズのソース。
明日のピポットカルチャー教室の準備と一緒に、2月教室の試作をさせて頂きました。
ココアスフレ生地のロールケーキ。
チョコレートクリームと一緒に中に巻き込む木苺のソースです。
製菓学校に通うために上京し、東京のお菓子屋さんのケーキを初めて食べたのが「ガトーフランボワーズ」でした。
小さくて、高価!
甘くて、酸っぱくて、お酒がきいていて。
「甘くなくて美味しい!いくらでも食べられる!」が誉め言葉のケーキは地方の話で、
「これが東京のお菓子なんだ!」と衝撃を受けたケーキでした。
それくらいフランボワーズという果物の酸味は印象的で、それに負けないくらい甘味もあっていい。
そんな甘酢っぱいソースに仕上げています。
「ガトーフランボワーズ」がフランス菓子「ルコント」のお菓子だったと知ったのは、それからしばらくしてからのこと。
甘くておいしいケーキ。大好きです。
kurikuri お菓子の会は、一緒にお菓子作りを楽しむ会。
親戚のおばさんの家で一緒にお菓子をつくる。
姪と一緒にお菓子を作る。
友達の家で一緒に作る。
そんな感覚で私と一緒にお菓子作りを楽しんで頂けたら嬉しいです。
だから私は段取り屋。
お菓子作りの楽しいところを満喫していただくために、
皆さんがスムースに作業が進められるよう。
段取りをするのが私の仕事です。
「ここまで準備をするのが大変ですよね」と言われますが、
この準備の時間が大好きなのです。
計量するのが好き。
どの器を使って測っておけば、作業がスムースに進められるか。
作業の流れ(作業性と器の大きさを考える)、
その現場にある準備に使える器の数(デモと実習が同じ器でないと混乱させてしまいます)、
器と材料の相性(流し入れられるものか、ゴムベラが必要な材料ならゴムベラが入る大きさか)、
器とラップとの相性(ラップがうまく張り付かない器に乾燥大敵な材料は不可)、
午前午後入れ替わりの場合の器の段取り(午後の容器が足りないときは午前の早い段階で使い終える材料にして、レッスンの合間に片づけながら午後の計量)、
などなど…
くるくるとシュミレーションして的確な容器に計量する。
これが楽しくてたまりません。
そんな準備の中の一つ。
薬包紙を使って塩やベーキングパウダーを包んでおく。
(↑動画につながりますのでクリックしてみてくださいね!)
幼いときの罹りつけの医院では、まだ薬包紙に包んだお薬を処方してもらったことをかすかに覚えています。
それを真似して折りたかったのを、たしか祖父が教えてくれたのだったかな。
大学で実験する時も、先生やシェフのアシスタントをする時も、少量の粉末はずっとこのやり方で準備してきました。
型紙を用意した際に出る切り落としで構いませんので、大まかな正方形に切ってやってみてください。
色々と便利に包めます。