気がつけば、2月も中旬。
こちらのお部屋に遊びに来てくださっている皆様、ありがとうございます。
1月半ばから、ひたすら毎日のスケジュールに向き合う生活。締め切りを守っているか、材料の買い忘れがないか、忘れ物がないか、流行り病に罹らないか。綱渡りのような日々です。
ようやく一つのお仕事の目途がつき、お掃除を済ませてからこちらのページを開いたところ。
皆さんとのお菓子作りの様子をレポートすることができなかったので、記録として少しづつご紹介しますね。
そんな合間に、素敵なバーでお仕事をさせて頂いたので、その様子を。
元旦以来、食欲がなかった私。
ニュースで心傷む映像を見て無力さを感じ、皆さんがSNSに上げるお見舞いや励ましの言葉にさえも、「私には言葉の力もない」とさらに落ち込み…。
できるだけそういったものから離れて、いつもの日常を心がけようと締め切り間近のお菓子の試作に手を付けようとするも、実験と試食が仕事の私にとっては食欲がないのって致命的なんですよね。
体と心をほぐしに、先日自転車で「とくしま七福神巡り」へ。
比較的中心部の徳島市内のお寺に祭ってある七福神は、歩いて4時間ほどで参拝できるとのことですが、実際には自転車で3時間ほどかかりました。
御朱印を頂くには200円必要ですが、パンフレットにスタンプを頂くのは無料です。
お寺や神社はどこもお掃除が行きいていて皆さん親切。やっぱり気持ちが良い空間ですね。
お手水場は蛇口が竜になっているところもあり、辰年にちなんでより一層清められる感じがして、くすぶった気持ちを丁寧に洗い流しました。
日頃の感謝や、震災復興の祈願をして。
自転車移動で程よく疲れ、少しお菓子を食べたい気分にもなってきました。
私はいつも通り今を大切に暮らす。
おかげさまで食欲も回復し、試作始動しています!
非難を呼びかけるニュースと、炎を上げ始めた街。衝撃と共に光が爆発して。日を追うごとに、傾いたビルや潰れた家屋といった被害状況が明らかになる。
この3日間に、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本大地震、アメリカ同時多発テロ事件といった近年の痛ましい映像が、フラッシュバックしたのかと思うような画像がテレビから流れ、「もう、どうして…」と胸が痛くなります。
被害にあわれた皆様が一日も早く穏やかな日常になりますよう、心から祈るばかりです。
東日本大震災の際には、不安な時期が収まっても「お菓子を作る」ということが決して生活に必要ではないことに心苦しさを感じてしまいお菓子作りを自粛していました。けれど今は違います。
この先少しでもご支援できるよう、私のできることに集中して日常を送り、経済を回す。
まずは私が健康で穏やかに過ごし、私の周りにいる人が穏やかに元気に過ごせるようにする。そうして穏やかなエネルギーが広がっていくように努めていきたいと思っています。
少しお菓子のある暮らしは、私たちを穏やかで豊かなものにしてくれる!と信じて。
今月は息子2人の誕生月。
高校生の息子は、料理もプレゼントも特にリクエストがなく、ケーキはシンプルなチーズケーキ。
ちょうどエミール講座のベイクドチーズケーキの時だったので、誕生日ケーキはベイクドチーズケーキになりました。
小学生の息子は4年連続クレームブリュレ。
お祝いご飯は、おなかいっぱいお刺身盛り合わせが食べたい!と。(笑)
最近は、私の方が息子達から気を使ってもらっているのを感じて。反省したり寂しくなったり。
一緒に住む時間もカウントダウンされてきて。
来年は遠慮なくリクエストしてくれるような余裕のある母でいたいです。
イベント会場で配られたグミを食べて、意識を失った人たちが救急搬送された件。
日本で合法的に販売されている食品を食べて体調が悪くなってしまうのはおかしいと思い、この行方をずっと追っていました。
毎日のように新聞でも取り上げられていましたね。
これまでHHCHは、法律で規制されるTHCと構造が似ているものの規制対象外でしたが、先日ようやく指定薬物に指定されました。類似構造の成分をまとめて禁止する包括指定を検討している様子です。
徳島県内の量販店でも立ち入り調査が行われたようで、HHCHが使用されているお菓子やヘアワックスなど、成分分析ができるまで販売停止になりました。
数年前から「大麻規制のあり方に関する大麻規制検討小委員会」でも取り上げられていましたが、なかなか規制できなかったようです。
「意識がなくなり救急搬送」といった事件になって、ようやく具体的に動く。
行政への信頼が薄れていくのを感じます。
情報収集大切ですね。そしてその情報がフェイクではないか、捜査されていないか、ファクトチェックも必要。
たくさんの情報の中で真実か真実ではないかは実はどちらでもいいのでしょうか。結局自分の信念という事になるのでしょうか。
今後CBDも規制がかかるのか注目していきたいです。
昨日開催した「食品マーク・これって何?~消費者への適切なメッセージを考える~」に参加して下さった皆様、ありがとうございました。
共同開催の徳島県中小企業家同友会の事務局の皆様も、大変お世話になりました。
徳島県よろず支援拠点として開催していますので、私のブログでこの勉強会について、写真を掲載したり参加して下さった皆様のことについて書くのは控えるべきでしょうが、現地参加して下さった皆様は熱心にメモと取っていらっしゃったり、終了後もたくさんのご質問を頂いたり。
結局のところ食品表示について、私が「これでいいです」と判断することはできないのですが、自社製品の「表示」についてしっかり見直す時間になったようで、こちらを勉強会のテーマに上げてよかったです。
投影資料は昨日のレジュメに添付していますので、QRコードを読んで振り返りにお使いください。
Dropboxへのアクセスになりますが、「またはウェブ版の利用」を選択するとアプリを取得しなくても大丈夫です。
Zoom参加して下さった方は、
同友会様から前日に送られてきたレジュメのpdf資料のQRコード部分を拡大してスクリーンショット
↓
ラインアプリの友達追加QRコードを開く
↓
読み取り画面右下から、QRコードのスクリーンショットを選択
これで投影資料をご覧いただけます。
会場参加して下った皆様にお渡しした消費者庁発行の資料は、こちらからもご覧いただけます。
●早わかり食品表示ガイド
●栄養成分表示のためのガイドライン
ご活用くださいませ。
昨日。「食の安全」の定義をお伝えし、「食の安全」は科学的評価でもたらされるもの、「食の安心」は「食の安全と、事業者や行政と消費者との信頼で成り立っている」とお伝えしました。
だけどね、勉強会が終わった昨晩、大麻グミを食べた人が救急搬送されたニュースを見てしまい、これが合法的に販売されているのがどうしてなのか、調べに調べたけれども納得できなくて。
たった一粒を食べて意識を失ってしまうものが「食品」として売られているのはおかしい。食品衛生法に違反していないか製造所に立ち入り検査をしても問題ないって。
これだと行政は信頼できないと思ってしまいます。
食のリスクコミュニケーターとして、これをどう説明すればよいのか、もう少し調べてみようと思います。
今日は卒業式でした。
9月いっぱい学び続けてきた「リスクコミュニケーション・食品表示 養成講座」は本日最終日で、校長の徳島県知事から卒業証書を受け取りました。
食品表示について理解したかったので、図書館で見かけたこの講座に申し込んだのですが、食品表示の講座以外も充実した内容で、とても興味深い学びの時間でした。
食の「安全」と「安心」について、学んだことが自分の中で消化できているか。
ちょうどコラムの担当ページの締め切りがもうすぐでしたので、今回の学びを原稿にアウトプットしました。
やはり、人に伝えることで腑落ちしますね。
最終講義前の先生をつかまえて、卒業論文として原稿チェックをお願いしました。
体にいい食べ物、体に悪い食べ物。
加工した食べ物、自然の食べ物。
食品添加物、添加物不使用。
砂糖小麦粉不使用。白い砂糖不使用。
輸入小麦粉、残留農薬、遺伝子組み換え。
体にいいといって特定の食品を販売する人。
健康食品。
ずっともやもやしていたことが、この言葉で解決できた気がします。
The Dose Makes Poison
すべての物質は毒であり、毒になりえない物はない。容量のみがその物質を毒でないことを決める。
「食の安全」は科学的評価によってもたらされるもの。「食の安心」は、消費者が感じる安心感、感情によって左右されるもの。
このリスクコミュニケーションを学ぶと、食事の準備がつらいと感じているママたちがすくわれるのではないか、とさえ思うのです。
大丈夫。食べていい。その食べ物は安全です。
そう安心させてあげられるコミュニケーション力をこれからも磨いていきたいです。
たまたま興味のある講座を立て続けに見つけ、「何とかなるかも!」と思って9月のスケジュールに詰め込みました。
今月は3つのセミナーに申し込み、せっせと学んでおります。
そのうちの1つは食のリスクコミュニケーション。久しぶりの食の授業はとっても興味深いです。
ずっともやもやしていたこと。
体に良いと言われる食べ物。
体に悪いと言われる食べ物。
体に良いと言われるものを選んで食べられる人たち。
満足に食事が摂れない境遇の人たち。
白い砂糖、輸入小麦粉、本当に体に悪い食べ物だろうか。
それらを作ったお菓子を寄付するのは罪なのだろうか。
その情報、すべて正しいのかな。
一部の情報をうまく利用していない?
グリーンウォッシュ、SDGsウォッシュ。
9月の学びは、これまでの伏線回収のような気付きやキーワードが満載です。
まだ、リスクコミュニケーションが取れる状態まで落とし込めていませんが、皆さんとこの学びを共有できたらと思っています。
家を職場に決めました!スモールスタート・スモールステップアップ。
一週間前に開催しました。
参加して下さった10名の皆様、
開催にご協力くださった 美馬市立図書館様、[ ]&Work様、美馬商工会様、ありがとうございました。
やはりこのタイトルをご覧になってお申し込みくださった皆様は、「自分のペースで仕事がしたい」「身体に無理がない範囲で働いて収入を得たい」「穏やかな暮らしができる収入が欲しい」といったお気持ちでいらっしゃるようです。
私が悩んだ時に背中を押してくれた本を紹介しつつお話しましたが、今年3月に徳島市立図書館で同じセミナーを開催した時から、さらにご紹介したい本が増えました。
やっぱり図書館って大好きです。
企業情報とくしま2月号に図書館活用法を掲載しています。
↑クリックして、是非ご覧くださいね。
やりたいこと100リスト、一緒にチェックを増やしていきましょう!
徳島県よろず支援拠点でお待ちしています。
今朝の新聞記事で、ベニシアさんの訃報を知りました。
2001年からNHKで始まった「猫のしっぽカエルの手」。
京都大原の古民家で、季節と共に穏やかに暮らすベニシアさんの様子を伝える番組です。
まだSNSが普及していなかったあの頃、ベニシアさんの暮らしにあこがれて、番組のファン、穏やかで優しい話し方のベニシアさんのファンになった方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
私もその一人です。
施設に入られる前にインタビューを受けられていて、こんなメッセージを下さっていました。
Don’t work too much.
数か月前にね、「女性が起業で成功するには、家事をやめなさい。そんな時間はないんです。」というフレーズを見つけ、ずっと引っかかっていました。
「丁寧な暮らしなんかしていて成功できない。家事をしないといけないことを、成功できない言い訳にしている。」のだと。
確かに、事業に関する膨大なタスクと、掃除洗濯料理家族のこと、時間が全く足りないのは間違いない。
だから少しでも家事を楽にするために、できるだけ物を減らしてシンプルな動きにできるよう工夫をしたり、夫や子供たちと家事を分担したり、お金で解決できるものはそれで済ませたり、無理なものは断ったり。
丁寧に暮らすことと、事業で売り上げを伸ばすことは両立できないのだろうか。
結局は、私がどうしたいかなんですけど。
ベニシアさんのご冥福をお祈りいたします。