一番好きなキャリア理論家はハンセンです。
ハンセンが提唱する統合的人生設計は、仕事を人生の中の役割の一つと捉えています。変化する環境や世界情勢、多様化する価値観などにも目を向けてキャリアを考えていく、というものです。
人生における4つの役割である「愛(Love)」「仕事(Labor)」「余暇(Leisure)」「学習(Learning)」、この4つLをパッチワークのように繋ぎ合わせることでより良い人生を選択できるとしています。それぞれの役割の比重は人によって、またその時のライフスタイルによって様々。
この理論はもうすぐ50歳になる今の私にしっくりくるのです。ずっと不安だった40歳、いや45歳ごろの私では、まだ理解できなかったかも。いまでも不安なことはたくさんありますが、ハンセンの考えをとりいれてジャーナリングすると、気持ちが落ち着くのです。
課題としては次の6つがあげられています。
この6つに当てはめて一緒にキャリアを考えられるようなカウンセリングができるようになりたいと思っています。
この3連休はカウンセリング理論に関する提唱者と理論についてじっくり取り組んでいます。
どのカウンセリング理論も「確かに」と納得する内容で面白い。
それまでのカウンセリングが否定されたり肯定されたり。
その時代に沿ったカウンセリングが生まれてきました。
今日はパールズが作った「ゲシュタルトの祈り」に感銘を受けました。
ワークショップで読み上げることを好んだといわれる「ゲシュタルトの祈り」を、以下に共有しますね。
私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。
色々と考えるところがあります。
皆さんはどうでしょうか。
美馬図書館でのセミナー「忙しい個人事業主様向け・私の棚卸し」、昨日開催しました。
徳島県よろず支援拠点での活動についてSNS等で詳しくお話しすることはありませんが、守秘義務の範囲内でご紹介したいと思います。
『完訳7つの習慣』をもとにした2枚のワークシートを活用し、私の棚卸しをする時間。
ご自身の今の状態を、時間いっぱい内省しました。
タイマーを使って書き出す時間は、自分がコントロールできることに注力できたのではないでしょうか。
私の棚卸しは、第1の習慣「主体的である」活動だと感じて頂けたのではないかと思います。
ワークシートの2枚目は、自分が機嫌よく過ごせるように「マイルール」を作って頂きました。
その中の一つに、不安になったり心配事がある時の「リセットワード」を書き出してもらい、これは皆さんと共有しました。
私自身とても参考になったので、こちらでも「リセットワード」をシェアしたいと思います!
・どうにかできる!どうにかなる!
・これは事実?それとも感情?(不安の元を分けて考える)
・ケセラセラ
・私ならできる!
・いったん寝よう!(そして寝る)
・金ならある!(口に出して言う、手帳に書いてある言葉を見る)
・どうにかなる!(と考えて、手が付けられることから始める)
・深呼吸
・これは自分を豊かにしてくれる出来事だ!
・人間万事塞翁が馬
・ピンチはチャンス
・子供に聞いてみよう!(目からうろこのアドバイスがもらえる)
・明日の今頃は問題が解決し、そしてまたここにいる!
いかがですか。
皆さん自身のリセットワードをお持ちですばらしい!
もう一つおススメ。
不安がある時は、リセットワードを被せて不安を隠してしますのではなく、いったん不安の正体を確認すること。
自分の不安が何なのかを書き出し、今できることを書き出して、一つ一つ取り組むこと。
ジャーナリングは本当に効果的なので、セルフセラピーとしてご活用下さいね。
美馬市立図書館の皆様、お世話になりました。
kurikuriのHPをご覧くださって、ありがとうございます。
「HPを見てご連絡しました。」と、講座や商品開発のご依頼を頂くことも多く、とても嬉しいです。
お問い合わせをいただいてからの流れとしては、面談ヒアリングをして、お客様のお困りごとを確認し、目標を設定して、具体的な計画を立てます。
特に初めましての方とは信頼関係を築けるように第一印象にも気を付けますし、ヒアリングはできるだけ丁寧にお話を伺うようにしています。(もちろん、いつもご依頼下さるお客様も、丁寧にお話を伺います笑)
お客様が抱えている問題は何か、お互いに現状が把握できたら、次は、どのようになりたいか(どのような講座にしたいか、商品にしたいか)目標を設定、具体的な計画へと進み、途中経過をご連絡しながら納期までに納める。
カウンセリングの勉強をしていたところ、この流れがロバート・R・カーカフのヘルピング技法と全く同じで驚きました。
カーカフは心理療法の研究家です。
従来のカウンセリングはカウンセラーとクライエントの人間関係に特定されていましたが、この原理と技法を、日常生活の人間関係にも役立つ援助法として広がるように組みなおしました。先生と生徒、課長と部下、先輩と後輩、といった関係でも使える技法という事。
支援者をヘルパー、非支援者をヘルピーと呼ぶのも、何だか堅苦しくなくていいです。
ヘルパーは、事前段階においてはまず「かかわり技法」を用いて信頼関係を築きます。
第一段階では「応答技法」を用いてヘルピーの自己検索を促す=現状把握。
第二段階では「意識化技法」を用いてヘルピーの自己理解を促す=どうなりたいか目標設定。
第三段階では「手ほどき技法」を用いて目標の明確化=計画を立てて実行する。
ほぼ一緒!という事に気づいて、嬉しくなりました。
大切だと感じるのは、やはり最初の関係構築。
しっかりと傾聴し理解しようと努めなければ、なかなかその先の段階に進めないし、納得して頂けないです。
これはkurikuriの商談だけではなくて、よろず支援拠点のご相談でも全く同じことが言えて。
カーカフのヘルピングは「内面的成長技法」と言われて、非指示的です。ヘルピーの内面的成長と行動を目指すもの。
「手ほどき技法」の段階で具体的なアドバイスをご提案するには、丁寧に丁寧に関係構築し、ヘルピーの自己理解を促す。これを省略してしまうと、アドバイスはただの上滑りになってしまうと感じるのです。
このセミナーは、ベストセラービジネス書「完訳7つの習慣」をもとに作成したシートに記入しながら頭の中を整理するワーク中心のセミナーです。
7つの習慣を取り上げるのは、ビジネス書や目標達成法の多くが7つの習慣の内容に通じると私は感じるからです。
7つの習慣の中から、私的成功の第1~第3の習慣
○主体的である
○終わりを思い描くことから始める
○最優先事項を優先する
ワークシートはこの部分を取り入れたものです。
実は書籍の中にも、ちょうど第3の習慣の章の終わりに、実践編として記録シートが添付されているのですが、セミナーでは私が作成したワークシートに記入していきます。
「書き出す」
7つの習慣を取り上げるのと同時に、「書きだす」作業に時間をとりたいと思いました。なぜなら、「書き出す」ことの効果が計り知れないから。
〇自分のやりたいことや、やらなければならないことが明確になる。
〇不安の正体がわかる。
〇そして書き出す作業の間は、コヴィー先生が言うところの「影響の輪」の中(自分でコントロールできること)に留まることができます。
「ジャーナリング」という言葉も最近よく耳にしますね。
私も色々なジャーナリングを取り入れながら日々書き出し、自分と向き合う時間を作る様にしています。といっても大げさな事ではなくて、一日のタスク管理と思いつきメモ、気持ちを整理するために内面を吐き出すセルフセラピーといった雑多な落書きノートですが…。
セミナーでもジャーナリングのことはご紹介しようと思っています。
〇バレットジャーナル
バレットは・のこと。
文房具のmarumanさんのHPにも、バレットジャーナルについてやお勧めの手帳なんかも紹介されていますので、ぜひのぞいてみて下さいね。
ちなみに私は・よりも□にした方が、なぜかタスク完了しやすいです笑
〇インド式グルノート
こちらもジャーナリングの1つの技法ですが、もやもや解消にはこれがおススメ。
ゾワゾワする感覚がある時(私はよく現れます。週1、2回…)、きちんと言葉にできなくてもオノマトペでもいいので書いてみると、不安が可視化されて、落ち着きます。
詳しくは書きませんが、ノートを4つに区切った右上「チッタ」の項目にゾワゾワする、と書いて自分の目で見ると、「あー、私今ゾワゾワしてたんだな」ってわかる。「チッタ」を書き出し終えた頃には「ディバイン」→「ディクシャ」→「スワダルマ」と、続けてすらすら書ける感じがします。
ペンのインクがノートを流れて目に入って体の中を血液みたいにめぐっていくイメージで、滞っていたものが不思議と流れ始めるのです。
「インド式グルノートの秘密」。
おススメのジャーナリング技法なので、手に取ってみて下さいね。
「書くエクササイズ」は「セラピー」でもある(超訳 自省録より)
まずは今の頭の中を整理する時間として、是非セミナーをご利用ください。
6月に始まった講習。
20名のクラスメイトと共に、無事終了することができました。
7月は仕事のスケジュールと家族のスケジュールと課題の提出で、本当にどうなることか思いましたが何とか乗り切り、昨日の試験もどうにか合格。
よく頑張った!私(笑)。
コーチングや傾聴に興味があって、これまで私自身もカウンセリングを色々と受けてみたのですが、「こんな風になりたい!」と思う方に出会いまして。
フワッとしたカウンセラーではなくて、対応して下さることすべてに根拠があり、論理的に私の状態を分析してくれる。その方は「キャリアコンサルタント」の肩書をお持ちでした。
キャリアコンサルタントとは、「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言および指導を行うことを使命とする専門家」です。
受験には、カウンセリングスキルや心理学やキャリア理論などの学科も必要で、まさに私が興味のある分野を全て学べるという事で、養成講座を受講することにしました。
学科とカウンセリングスキルを習得するためのロールプレイをあわせて80時間の授業、添削課題、習熟度テストを合格し、養成講座を修了。
受験資格が得られたので、11月に受験予定です。
カウンセリングには、受容、共感、自己一致などの基本的態度を身につけなければならず、これからもクラスメイトと一緒にロールプレイを積んでいく予定です。
まだ自己一致に関して、しっかりと理解できているとは言えないのですが、「傾聴」の訓練を積んだことで、日ごろの会話の中でも言語追跡や感情を拾うことに意識が向くようになりました。
心理学やキャリア理論の学びも面白く、今回私がキャリアコンサルタントを受講しようと思ったきっかけも、どうやらレビンソンの言うところの「人生半ばの過渡期」というものらしいです笑。
まだまだあこがれの人には程遠く、知識と経験を積んでいく必要がありますが、とり合えず、11月の試験合格に向けてコツコツと取り組みます。
クラスのみんなありがとう!これからもよろしくお願いいたします!
先日の土曜日は、クレエールさんの子ども食堂でクッキングを担当させて頂きました。
クレールさんのリクエストは「生クリームを使ったケーキ作りがいいです。果物はクレエールにあるものを使ってください。」というわけで、小さなお子さんでもできるカップでケーキに。
それだけでは面白くないので、ケーキピックも作ることにしました。
ピックのイラストは白くまくん。
カップケーキの見た目が、白くまくんかき氷に似ていたのでね。
作り方は簡単なのですが、たくさんの皆さんに手元を見て頂くのは難しい。動画のQRコードを解説書につけ、高校生ボランティアさんのスマフォで見て頂くことにしました。
お子さんたちのテーブルに入っていただき、スマホの動画を見ながら一緒に作っていただきましたよ。
ケーキピック作りの動画(一同で視聴するので音は入れていません)ご覧ください!
この日は城之内中等教育学校、城北高校、小松島西高校の皆さんが参加してくれました。
高校生も楽しんでくれてよかった。
お子さん達も上手にケーキピックを作っていました。
カップ盛り盛りにデコレーションするお子さん、生クリームは苦手なお子さん、苺大好き!さん、それぞれに盛り付けて、デザートまでおなかいっぱいになったようです。
食事もおやつもゲームも宿題も、一日中いても大丈夫な子どもの居場所。
ありがたいですね。
先日のお猿さんクッキーの生地が余っていたので、女の子のニコニコクッキーを作ってみました!
同じ太さのプレーン生地とココア生地をきって組み合わせたもの。
ハートのシュガーパーツを組み合わせてリボンにして、黒ゴマでおめめを付けて、お口はヘラをギュッと押し込んで、鼻の穴を竹串でちょんちょん、食紅で頬を赤くして。
お猿さんと同じ温度と時間設定で焼成したのに顎の辺りがこんがり焼けて、何だか髭剃りあとみたい笑
お猿さんは、周囲をぐるっとココア生地で囲んでいたので、気にならなかったのね。
何でもやってみないとわからないものですね。
徳島県よろず支援拠点you tubeチャンネルのご案内です。
商品開発担当の楠本、販路開拓担当の北島コーディネーター、広報・デザイン担当の佐藤コーディネーターがチームとなった通称SST(販売全力支援チーム)。
中小企業の皆様の売上拡大に向けて、様々なご支援をしています。
今回は、ITのエキスパート、竹内尚志コーディネーターに、商品を効果的に魅せる撮り方を伺いました。
よろず支援拠点YouTubeチャンネル「SNSにも有効!商品写真の撮り方」
私のお見苦しい三文芝居もご覧になれます笑。
それはさておき、光の使い方と商品にもたらす色の効果について、詳しく解説して下さっていますので、是非ご覧くださいね。
ゴールデンウィーク後半が始まりました。
我が家のゴールデンウィークはというと、前半から家族それぞれ用事があり、お互いにスケジュールを確認しながら毎日綱渡り状態で過ごしています。
4月はとにかくよくお菓子を作り、撮影し、よく食べました。
心地よい気候で、身体も軽かった!
習い事の送迎がなくなった夕方の時間を無駄にしまいと、その時間を使ってSNSの記事を準備し、毎日投稿を続けてみました。
プロフェッショナルダッシュボードで皆さんの反応を見ながら、フィード投稿したりリール投稿したり。
そもそも計画性もなく、分析もイマイチなInstagram。フォロワー数を伸ばすのは難しいですね(笑)
それでも、相席の呼びかけに問い合わせ頂いたり、公式ラインアカウントに登録して下さったり、皆さんが反応して下さるのはとっても嬉しかったです。
何気にこちらのブログも見て下さっていて。「ご主人、見ましたよ!」と声をかけて下さった方も数名いて。
いつも、ありがとうございます。
そういえば、パンもよく焼きました。
写真は、焼成中にお風呂に入ったもののうたた寝してしまい、焦がしたベーグル。
クレエールに来ていたドイツの研修生から教えてもらった、クリームチーズ&ネギをサンドしたプレッチェルをイメージして。
ドイツの方に怒られそう笑。