明日はふれあい健康館の親子講座です。
お申込みくださった皆様、ありがとうございます。
この時期一番困るのが埃。
ニットの毛など、マジパンにヒタッと吸い寄せられるようにくっつくので、ニット厳禁。作業の前のコロコロも必須です。
家族がまだ寝ている埃が立たないうちに計量を、と思いましたが結局終わらず…
明るくなってしまいました。
4歳から、6年生までのお子さん達と、
お母さん、お父さん、おばあちゃん、(今回おじいちゃん参加はいらっしゃるかな⁈)と一緒に。
楽しくて美味しいクリスマスの思い出ができますように!
それでは皆様よろしくお願いいたします。
久しぶりに、白いエプロンを仕立てました。
張りのあるコットンリネン生地です。
白い生地をいくつか取り寄せましたが、これが一番エプロンとしてしっくりきます。
ちょうど白い生地で仕立てたいと思っていた時に、「白いエプロンありますか?」とリクエスト頂いたので、嬉しくて。
パンを作る方にも人気。粉が目立ちませんしね。
私ももっぱらエプロンは白。
汚れが目立つので、すぐに取り替えられます。
2枚仕立てましたので、1枚は年明けに野口洋品店さんへ納品いたします。
「お菓子の家」。
大人になっても好きです。
お菓子の家はドイツ語で「ヘクセンハウス」といい、直訳は「魔女の家」という意味です。
グリム童話のヘンゼルとグレーテルに出てくる魔女の家をさしていて、そこからお菓子でできた家をヘクセンハウスと呼ぶようになりました。
ヘクセンハウスを作る生地は「レープクーヘン」と呼ばれる蜂蜜入りのクッキー生地。「ホーンニッヒ(蜂蜜)クーヘン」とも呼ばれます。
もともとは修道院などで作られるお菓子に用いられていました。
教会でともす蜜蠟の副産物として得られた蜂蜜を使って、お菓子作りが行われていたからです。
ドイツではクリスマスが近づくと、お菓子を作って飾るという習慣があります。
こちらはクオカレッスンで取り上げたヘクセンハウス。
アドベントカレンダーのようにクリスマスを一日一日待ちわびるかのごとく、星型で小窓をあけて中のキャンディーが取り出せるようにしました。
生地はレープクーヘンを使っています。
製菓学校に勤めていた時は、学生さんのヘクセンハウス実習用にレープクーヘンを仕込んでいたので、皆さんにもレープクーヘンを紹介したかったのと、
バター不足の時期でしたので。
吉田菊次郎さんのクッキーブックという本のレープクーヘンをベースに生地を作りました。
こちらは先のヘクセンハウスよりもさらに前に、
クオカレッスンで取り上げた「パステルヘクセンハウス」。
皆さんには色を選んで頂いて、パステルカラーのお菓子の家を3時間で仕上げて頂きました。
クリスマスの時期のヘクセンハウスと違って、確か4月のレッスンだったでしょうか…
アイシングの接着を雪でごまかすわけにはいきません。
屋根の大棟の接着アイシングをうまく隠すために、瓦を貼り付けることにしました。
生地の型取り、焼成からですので、かなりハードスケジュールでしたが、
「大丈夫です。私が絶対何とかしますから、家を建てましょう!」と、皆さんを励ましながら進めた記憶があります。
クッキーの接着はコツがあって、アイシングをスティックのりのように薄くのばしてもくっつきません。
程よく絞り出したアイシングに圧をかけるようにして、クッキーを接着する。
そして固まるまでじっと我慢(そんなに長い時間ではありません)。
やりなおすほど、くっつきにくくなります。
一発勝負。
こんな組み立て作業、私は好きです。
来月はクッキーを組み立てた「Sweets Box」。
試作では大きめの四角い箱に、クッキーを詰め合わせてみましたが、
箱を食べるのがなかなか大変でして…。
箱も美味しく食べて頂きたく、小さなボックスにしました。
生地はパートシュクレ。デコレーションはチョコレート。
箱も美味しくできました。
ぜひぜひ一緒に細工菓子に挑戦してみませんか?
2021年最初のお菓子の会は、クッキー細工。
小さな箱をクッキーで作ります。
クッキーのうつわにクッキーを詰め込んで。
スノーボール。
ジャムサンド。
もう1品はお楽しみ。
まるごと食べられるお菓子の箱。
一緒に作りませんか?
※ 今後の状況によりましては、会を中止させて頂く場合がございます。また、日程を変更する場合がございますので、あらかじめご了承下さいませ。
※ お申し込みは参加日の5日前までとさせて頂きます。
※ しばらくの間、相席は設定いたしません。追加料金2000円で、1名様のご参加を承ります。
1月23日土曜日
万代町のクレエールさんで行われる子ども食堂にて、
「チョコバナナモンキーマフィン」のワークショップを開かせて頂きます。
クレエールさんの人気マフィン「くるみとバナナのマフィン」を使って、チョコレートとマジパンでデコレーションしましょう。
お申し込みが始まりましたら、出張講座のコーナーでご案内しますね。
Coming Soon !!
明日から始まる12月のお菓子の会、「kurikuriのクリスマスケーキ2020」。
ご予約くださっている皆様、ありがとうございます。
チョコレートクランチやラズベリーのジュレの硬さがしっくりきていなかったので、ギリギリまで調整しました。
カットしたときも、口に入れたときも、しっくりくる硬さになったと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
1月のお菓子の会ですが、もう少しお待ちください。
今日写真を撮ってアップする予定でしたが、崩壊してしまいまして…
この方法は無しということが分かりました。
もう一度やり直して、お知らせしますね。
20日までにはアップしたいと思います。
お楽しみに!
「クリスマスが待ち遠しい♪マジパンくまちゃん」大人の講座が終了しました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
「ケーキトッパーにも使えます!」っておススメしていたので、サンプルを持っていきましたよ。
いつもkurikuriのブログを見てくださっている方はお気づきかと思いますが、毎度毎度のやりくりケーキ。あの材料と、あの講座の残りを組み合わせです。
(年末ですし、冷蔵庫のお片付けもしないとね。)
まずはブッシュドノエルを作るところから。
マジパンロールケーキも本物と同じように、両端を切り落としてきれいな切り口を見せます。
その切り落としからのくまちゃん。
始まりはいつもきれいな真ん丸からです。
今日は15名の手の中から、可愛らしいくまちゃんがうまれました。
kurikuriのマジパン講座には、未就学児さんから、付き添いのママ、パパ、おばあちゃん、大人講座もお若い方から人生の大先輩まで、色々な年代の方が参加してくださっています。
「頭と手先を使うから、ボケ防止にい~わ~」とのお声も頂くんですよ(笑)。
(高齢者施設への出張講座も承ります。メールフォームからお問い合わせくださいね。)
「お家でお菓子を作るのは、材料とかをそろえるのが億劫で…。今日は気分転換になりました。」と言ってくださる方もいて、嬉しいです。
私は準備をするのが好きな段取り屋。面倒な準備はお任せください。
みなさんはお菓子作りのいいとこどりで大丈夫。
今日も楽しい時間をありがとうございました。
明日はふれあい健康館の講座「クリスマスが待ち遠しい♪マジパンくまちゃん」。
昨日、今日で準備は整いました。
マジパン細工の講座で一番緊張するのが、マジパンの調質と染色です。
マジパンを購入したら、そのまま使うのではなく、硬さの調整などが必要です。
調質や染色の方法は、3年前にYouTubeにアップした「マジパン細工を始める前に」をご覧ください。
(こちらをクリックしてご覧ください↑)
こちらは一般的な調質の方法ですが、別の方法でも調質できることが分かりました。
半年ほど前に、以前ブログを書いていたTumblerにも記載したのですが、こちらでも記録のために書き記しておきますね。
① マジパンとシロップを鍋に入れて弱火かけ、スパテラでかき混ぜながら水分を蒸発させる。
40℃を超えたあたりからヘラが軽くなり、サラサラとした状態になります。
② 鍋から剥がれるようになったらマーブル台に広げ、ヘラで練り混ぜる。
ヘラで練っていくと、突然ホロホロとした状態に。
③ ホロホロマジパンを手でまとめて滑らかな状態にし、粉糖を加えて好みの硬さに調整する。
左)が調質後のマジパン。右)が購入したままの細工用マジパン。
フォンダンを作る時とすごく似ていますね。
この方法で調質したマジパンの特徴はとても白くて伸びがよく、滑らか。
染色した状態の発色の感じも、乾燥していく質感も、シュガーペーストにとても近いです。
明日のくまちゃん用に、こげ茶マジパン、白マジパン、赤マジパンの準備が整いました。
皆さんの手の中から、可愛いくまちゃんがうまれますように!
それでは明日よろしくお願いいたします。
袋いっぱいのラフランスが、破格の値段で山積みされていて。
ラフランスって高級なイメージがあるのに、
今年はシーズン当初からお値段お手頃で、しかも美味しい。
そんなラフランスがなんだか気の毒になって、家に連れて帰りました。
袋をあけたら、やっぱり所々傷んでいて。
全部はいっぺんに食べられそうになかったので、あとでお菓子に使えるようにコンポートで保存。
一切れ食べてみると、芳醇な香りにしっかり甘味もあってみずみずしい!
そんなこんなで、結局半分は食べてしまって。
完熟ラフランス。ひと煮立ちしたらすぐに火を止める。
食事の後のちょっとした甘いもの。
ふれあい健康館のマジパン講座「ブッシュドノエルに寄りかかるくまちゃん」。
お申し込みくださった皆様、ありがとうございます。
昨年、徳島市内の小学校PTA主菜親子講座で取り上げたマジパン細工です。
「クリスマスをテーマにしたマジパン細工をお願いします」ということでご依頼を頂きました。
クリスマスケーキにしようか…。だったらブッシュドノエルかな。
なんとなく案が浮かんだら、とりあえずマジパンを触りながら手を動かしているうちに、次々と閃いてくることがあります。
ロールケーキを巻いて、渦巻きが見えるように両端を切り落とし。
この切り落とし、どうしよう。
ココアスポンジ生地の茶色マジパンと、クリームの白マジパン。
練り合わせると茶色。
くまちゃん色。
無駄なく残さずマジパンを使い切る分割法。
手作りやりくりクリエイターkurikuriのマジパン細工の真髄です。
YouTubeにも作り方をアップしていますので、よかったらご覧くださいね。