お約束したレシピブック、できました!
3月最終週の私の「やることリスト」。
期限が決まっていないリストの中に、レシピブックを作ることを記載していました。図書館セミナーでも公言していましたね。
先月末に何とか整え、注文するをポチッ。
そして昨日到着しました。
エミール講座で人気だった、4号サイズで簡単に美味しくできるお菓子6品をまとめたものですが、第一印象は「うすっ」。
調理器具を購入した際に添付してあるようなおまけのレシピブックみたい笑。
でもね、とっても嬉しくて嬉しくて。
その小さな表紙を眺めてニヤニヤしてしまいます。
とりあえずもう一度チェックして、50冊ほど注文しようかと思います。
できた!
私のユニフォームでもある白いエプロン。
デザインは同じですが、リネン生地や割合が異なるコットンリネン生地のエプロンを4枚持っています。
首ひもがほころんできたので、1枚新調しました。
ミシンに白い糸をセットしたついでに、ふきんのループを付けたり、子供たちの雑巾を準備したり。
新しいもので始まるっていいですね。
Instagramに投稿していた私の初カステラ物語。ご覧くださった皆様、ありがとうございます。
レシピサイトで一番人気のレシピで、初めて焼いてみました。
材料は、卵、上白糖、蜂蜜、みりん、小麦粉、ザラメ糖。
型は新聞紙ですし、特別な材料や道具は必要ないので、思い立った時に作ることができますね。
レシピには、「粗熱が取れたらラップにくるんで常温で保管し、3日間寝かせてからカットする」とあります。
カステラが食べたいな → 材料は家にあるから作ろう! → 食られるのは3日後。
食べたいと思ってすぐに作って食べられるわけではないようです笑。
しかし、せっかちな私は2時間ほど休ませてカットしてみました。
ウェーブナイフをお湯で湿らせながらカットしたんですけどね。
こんなにボロボロです。
食べた感じは「重たいスポンジ生地」といったところ。カステラ独特のしっとり感が全くありません。
残りの半分はレシピ通り3日後にカットしてみよう。
そして後日、残り半分のカステラをカットしました。
もしかしたら、包丁が良くなかったのかもしれない。
そういえば製菓の道具箱にはカステラ包丁なるものが入ってた。カステラ包丁と名のるくらいだから、きれいに切れるに違いない!
ところが20数年一度も出番がなかったカステラ包丁は、行方不明。
そこで、
○普段の料理に使っている牛刀(熊本県・小山刃物)
○パンやお菓子のカットに使用しているウェーブナイフ(ドイツ・ロベルト・ヘアダー)
○やわらかいシフォンケーキや、外カリッ中フワッの断面を見せたいときに使用する電動ナイフ(アメリカ・クイジナート)
この3本のカットを比べてみることにしました。
結果は
はい。ほぼ一緒でした。
先のボロボロ問題は、生地をしっかり寝かせなかったことにあるようです。
食べてみても明らかに食感が違う!
カステラならではのしっとり感があって、先日とは全く違う食べものです。
カステラって、熟成する食べ物なのですね。
しかもこれはまだ熟成2日後。まだ美味しくなるのかしら。
せっかちな私は、やっぱり3日間なんて待てなかったのでした。
先月、NPO法人クレエールさんにプレゼントするため「キルシュトルテ」のレシピと動画を作成した際、障害がある方とお菓子を作ることについてあらためて考えましたので、すこしお話したいと思います。
就労支援施設には、お菓子を作って販売しているところが沢山あります。
食べ物は売れやすいですし、中でも焼き菓子は他の食品に比べて賞味期限が長いので、取り扱いやすい。
こういった理由で「やりがい」と「工賃」を利用者さんに還元していらっしゃるのでしょう。
いくつかの施設でお菓子作りのご支援をして感じたこと
○身体的障害のある利用者さんに配慮したお菓子作り
作業を分業し、その方ができる作業をお願いする。車いすを使用されている場合は、袋詰めの場所の整理整頓。耳が不自由な方の場合は、タイマーを点滅ライト式にする。
設備的な配慮が必要だと感じます。
○知的障害のある利用者さんに配慮したお菓子作り
私自身一番むずかしいと思っているのが、知的障害のある利用者さんに衛生観念をしっかりと理解してもらう事。
衛生に関することも含めてお菓子作りもすべて、シンプルにマニュアル化し、導線を作り、習慣化していくことが必要だと思っています。
○精神障害のある利用者さんに配慮したお菓子作り
作業が丁寧で、手先が器用な方が多いと感じます。ある程度作業ができるようになれば信頼してお任せし、困っていることがないか時々様子を見る程度にします。
気分や体調がすぐれなくてお休みされることがあるので、納品期限がある場合は支援員さんが変わって作業を負担することになるようです。
私がボランティアに参加する際、気を付けていることは
・最初に作業の流れを説明する(ゴールがわかると安心する)
・短い文章で作業を伝える(1つの作業を1つの文で)
・常に私の気持ちを穏やかで一定に保つ(これが一番大切)
短い文章で伝えること以外は、普段のお菓子講座でも心がけていることです。
利用者さんがお菓子作りをスムーズにできるように、常に利用者さんと一緒にお菓子作りをしている支援員さんの負担を減らすためにも、合理的配慮を踏まえたお菓子作りや厨房の環境作りをご支援しています。
以前ブログを書いていたTumblrでも合理的配慮に関する記事を書いていますので、興味のある方はクリックしてご覧ください。
ピポット徳島カルチャー教室のご案内です。
ミルクプリンとフルーツゼリーを組み合わせたプレゼントスイーツ。
瓶に入れて持ち運びも安心。
カラフルなフルーツが可愛らしく、贈り物にもぴったりです。
私の棚卸しワークに参加して下さった皆様、その後いかがお過ごしでしょうか。
皆さんにご紹介した私の「やること見える化シート」。
一週間後の報告をしますと、仕事もプライベートも「期限があるものリスト(重要で緊急なもの)」はすべて完了しました。
問題は「期限がないものリスト(重要だが緊急でないもの)」でしたね。
「レシピ本を作る」に関しては期間中に取り組むことができ、お試し刷りを注文した1冊が今週到着するのを楽しみに待っています。
たった16ぺージ6品のレシピ本なのですが、表現をわかりやすくしたり、本全体に統一感を出したりするのに思っていたより時間がかかりました。
そしてこれをいくらで販売するのかも悩むところ。
ずっとずっと以前から、自分のお菓子本を出すのは憧れでした。(なんなら、老後は目指せ印税生活!なんて笑)
実際に出版社を通して本を作るには、カメラマン、スタイリスト、編集など、たくさんの方がかかわってものすごく時間と労力を費やすことになるかと思いますが、最終私の元に入ってくるお菓子本の印税収入は本当に微々たるものだろうと、あらためて痛感しました。(売れてもないのにね笑)
まあこれもやってみないとわからなかったこと。
あの日、皆さんの前で宣言してよかったです。
お試し印刷で訂正がないようなら増刷し、販売サイトを開設する予定ですが、それは今週の「期限がないものリスト(重要だが緊急でないもの)」に入っています。
プライベートの「期限がないものリスト(重要だが緊急ではないもの)」の寝る前ヨガですが、達成率5/7… トホホであります。もちろん毎週のやること見える化リストに記入し続けますよ!
息子の小学校用具の片付けと中学校用具の準備に関しては花丸。
息子自身がすごくやる気になり、半日ほどで必要ないモノの仕分けと、必要なものに記名を終え、収める場所に収めました。
レシピ本製作中の私はパソコンをたたきながら、聞かれたものの仕分けの指示をしただけ。(生産効率の悪いマルチタスクになっちゃっいますが笑)
中学生らしいすっきりとしたデスク周りに、本人もご満悦のようです。
自分を機嫌よくするためにお刺身を食べたり、お参りに行ったり。
スマートフォンからも距離をおいて、気持ちを穏やかにたもったり。
図書館から借りた本を読む時間も取れました。
そうそう。
「インド式グルノートの秘密」に紹介してある瞑想ノートの書き方がとてシンプルでよかったので、またご紹介します!
皆さんのお話も良かったらお聞かせくださいね。
今年1月1日は、おめでたい元日ではありませんでしたね。
能登半島地震から3か月たった今でも、避難所生活や車中泊を続けていらっしゃる方が数千人規模でいらっしゃるそうです。余震もまだまだ続いているようです。
穏やかな日常が一日も早く戻ってくるよう、願ってやみません。
お正月にあんな災害が起こるなんて。
暦は人間が作ったものですから、地球にとってお正月は何の特別な日でもないわけで。長い長い地球の歴史の中で、小さな日本列島の一地域で起こる地震は、地球がちょっとかゆいところを掻いたようなもの。
私たちも地球の一部、すべてお任せするしかないのだとあらためて感じました。
いつ何が起こるかわからない。今死んだらどうする?
そのときに思いついたのが、子供に何を伝えるかとか、行きたい場所はどこか、とかではなく、何故か「遺影写真がない」という事(笑)。
家族で出かけた際に撮影をするのはたいてい私なので、私の写真がないのです。
家族と一緒に自撮りしたものを、私だけ切り取られて遺影写真にされるのは嫌だな(笑)。
夫にその話をすると、40歳からすでに終活を始めている夫も遺影写真を撮っておきたかったらしく大賛成してくれて。
息子の卒業式後に撮影することにしました。
1月のエミール講座の際、エミールウエディング専属カメラマンのちひろさんに相談すると、快く引き受けてくれて。
ウェディングチームのメイク担当かすみさんに、メイクもお願いすることにして。
夫は紋付袴をエミールでレンタルして、エミールの愛さんに着付けしてもらうことに。(夫の実家のお座敷に代々並ぶ遺影写真に合わせて、自分の遺影写真も紋付姿にしたかったらしい笑)
予約してから2か月、夫と二人で撮影を楽しみにしていました。(小学校を卒業した息子は、その日は遊びに行きたいから撮影は行かないって笑)
そして3月。
チームワークばっちりのエミールウェディングさんに仕立てて頂き、それぞれの遺影写真の後に、2人の写真も記念に撮って頂きました。
17年前の3月31日を思い出して楽しかったね、てっちゃん。
これからもよろしくお願いします。
先月のことですが。
製菓学校でとってもお世話になった恩師から、15年ぶりの突然の電話。
いつも私のブログを見て下さっているそうで、
「最近、古典菓子が好きなんだってね。僕の持ってる古い本で良かったら送るよ。」
御年79歳、相変わらず元気なお声です。
届いた箱には、私が製菓の学生の時から先生が授業で参考に使っていらっしゃった、絞りやパイピングの本や、今は絶版になった貴重な本がたくさん入っていました。
そして2便目の箱には、またまた貴重な書籍に加えて、チョコレートフォークや型まで入っていて。
たくさんの卒業生がいる中で、ずっと気にかけて頂いて嬉しい!
お菓子作りを続けている私を見守ってくれている人がいるのは本当にありがたいし、心強いです。
幸せ者ですね。
私の周りのお菓子作りが好きな皆さんに、この貴重な本の内容や道具の素晴らしさを還元できる自信はありませんが、まずは私自身が楽しませて頂きますね。
本当にありがとうございます。
先生、いつまでもお元気でいてくださいね。
今日はイースターなので、先生から頂いた兎の型を飾って。
お菓子作らんのかーい(笑)。
よろず支援拠点と徳島市立図書館の共催ビジネスセミナーにお申し込みくださった皆様、ありがとうございました。
よろず支援拠点の仕事内容を私のブログで書くことは不適切かもしれませんが、守秘義務の範囲内で、こちらに記録させていただきますね。
「7つの習慣」をもとに構成し、棚卸しをワークを取り入れた約1時間のセミナー。
企業研修やビジネスセミナーでも取り上げられる「7つの習慣」は、読んだことがある方も多いと思います。
図書館セミナーという環境を存分に活用するため、セミナー3つの項目についてのブックリストを図書館スタッフさんからも作成して頂きました。
1.棚卸しワークで業務の整理整頓
取り組みや変化が分かるように、まずは1週間の「やること見える化リスト」を埋めて頂きます。
見える化リストは、期限が決まっていること(緊急で重要)と、期限が決まっていない項目(緊急ではないが重要)に分けて、4分間で書き込む作業です。
集中して書き出す間、私たちは影響の輪(自分でコントロールできること)の中で過ごしています。
ぼんやりなんとなく「こんなことがしたいな」と思い浮かべているときは、「うまくいくかな」「家族に反対されたらどうしよう」「私のやりたいことを先に取り組んでいるあの人がうらやましい」といった、関心の輪(自分でコントロールできないこと)にフラフラと移行してしまいやすい。
コビー先生は第1の習慣として「主体的である」をあげています。
自分で取り組めることを書き出すことで、「主体的である」に集中して頂きました。
次はゴール設定。
1週間のゴール設定ではなく、人生のゴール設定です。
単なる時間術のセミナーと思って参加して下さった方にとっては「え、今ここで決める⁈」と驚かれたかもしれません。
第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」=ミッションステートメントを決めて頂きました。3分で(笑)。
座右の銘でもいいですし、身近なあこがれの人を設定してもいいし、歴史上の偉人を目標にしてもいい。ご自身の宗教のご真言でも経典でもオッケー。
ワークシートをのぞき込んではいませんが、皆さん真剣に鉛筆を走らせていました。
そしてリストとゴールを見比べながら、誰がするか、優先順位はどうするかを決めます。
影響の輪(自分でコントロールできること)の外にあることは手離す。自分でなくても良いことは人にお願いする。期限が決まっているリスト欄が、ゴールとは関係ないことで占めているようなら、リストから外す方法を考える時間を(期限が決まっていないリストに)もうける。
最後に3分間で時間割を作りました。
時間貯金。「余ったら貯金しよう」では、お金が一向に貯まらないのと同じ。期限が決まっていないリストに取り組む時間を先に確保します。
コビー先生は第3の習慣として「最優先事項を優先する」ことをおススメしています。最優先事項とは「緊急ではない重要な事」、ここでは「期限がきまっていないリスト」を優先して取り組むようにします。
確かに、緊急で重要なことを消化する毎日になりがちな私たち。
私の失敗例をあげたり、時間割はいつも修正していいとお伝えし、できるだけ自分のやりたいことに取り組む時間を決めて頂きました。
2.穏やかに過ごす空間を確保しよう
私たちの時間を奪うものの1つに「物とかかわる時間」があります。
物を管理する時間、探す時間を減らすために、整理整頓のお話をしました。
企業で推奨されている5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)。
私からは・減らす・決める・共有する、の3つのポイントをあげてお伝えしました。
3.自分のための穏やかな時間と空間の中で
コビー先生が推奨する第7の習慣「刃を研ぐ」。
本の中では肉体、精神、知性、社会・情緒、の4つを磨くことを取り上げています。
セミナーではこれを「自分の機嫌をとる」と解釈して、ご機嫌に過ごすマイルールを3分間で書き出して頂きました。
自分が好きなことはなんとなくわかっているけれども、「書き出す」ことで改めて確認できたと思います。自分の時間を奪うことを避けるための「お断りフレーズ」とかもね(笑)。
今回の「セミナーの(目に見える)ゴール」は
〇やることを見える化する
〇ご機嫌に過ごすマイルール
この2枚のワークシートを完成させること。
「書き出す」作業に集中することで、「影響の輪」の中にとどまる時間を作る。
目標としては今回のセミナーを通して、「私たちは何のために時間が欲しいと思っているのか。できた時間で何をしたいと思っているのか。」と考える時間を持つこと。
まだ私自身「7つの習慣」を落とし込めていませんし、この先もステージによって「7つの習慣」の解釈の仕方は変わっていくと思います。
今回取り上げたのは第1第2第3と第7の習慣、私的成功して自立するところまで。さらに、第4、第5、第6の習慣を取り入れて、社会の中で共に成長するために、私も常に自分の「在り方」を問い続けていきたいです。
「7つの習慣」
漫画で読む、ティーンズのための、子ども用のもの、色々と出版されていますが、原書おススメですよ。
クレエール子ども食堂に来てくださった皆様、ありがとうございました!
クッキング講座に参加してくれた、親子さん、学生ボランティアさんの手の中から、可愛らしい幸運の豚さんがたくさん生まれましたよ!
手元を映し出すモニターが無いので、細かい作業が分かるように、急遽レシピに動画を付けることにしました。
昨晩慌てて撮影し、夜中に編集しようとしたらピンボケが甚だしい(泣)
ピンボケと私の手のシワがお見苦しいですが、よろしければご覧ください!
クレエールさんには沢山の支援物資が届いていました。
時間内に参加できなかった方には、お渡ししたり届けたり。ボランティアさんも一緒に活動されています。
ここに来れば居場所がある。
そんな活動をされている皆さんと緒に、お子さんたちの笑顔を見ることができて嬉しいです。
活動に参加させて頂き、ありがとうございました。