一番好きなキャリア理論家はハンセンです。
ハンセンが提唱する統合的人生設計は、仕事を人生の中の役割の一つと捉えています。変化する環境や世界情勢、多様化する価値観などにも目を向けてキャリアを考えていく、というものです。
人生における4つの役割である「愛(Love)」「仕事(Labor)」「余暇(Leisure)」「学習(Learning)」、この4つLをパッチワークのように繋ぎ合わせることでより良い人生を選択できるとしています。それぞれの役割の比重は人によって、またその時のライフスタイルによって様々。
この理論はもうすぐ50歳になる今の私にしっくりくるのです。ずっと不安だった40歳、いや45歳ごろの私では、まだ理解できなかったかも。いまでも不安なことはたくさんありますが、ハンセンの考えをとりいれてジャーナリングすると、気持ちが落ち着くのです。
課題としては次の6つがあげられています。
この6つに当てはめて一緒にキャリアを考えられるようなカウンセリングができるようになりたいと思っています。