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2024.10.24 ハンセンの統合的人生設計

一番好きなキャリア理論家はハンセンです。
ハンセンが提唱する統合的人生設計は、仕事を人生の中の役割の一つと捉えています。変化する環境や世界情勢、多様化する価値観などにも目を向けてキャリアを考えていく、というものです。

人生における4つの役割である「愛(Love)」「仕事(Labor)」「余暇(Leisure)」「学習(Learning)」、この4つLをパッチワークのように繋ぎ合わせることでより良い人生を選択できるとしています。それぞれの役割の比重は人によって、またその時のライフスタイルによって様々。

この理論はもうすぐ50歳になる今の私にしっくりくるのです。ずっと不安だった40歳、いや45歳ごろの私では、まだ理解できなかったかも。いまでも不安なことはたくさんありますが、ハンセンの考えをとりいれてジャーナリングすると、気持ちが落ち着くのです。

課題としては次の6つがあげられています。

  1. グローバルな社会的視点からキャリア選択を行う
  2. 全体的要素が有意義に組み合わされた「人生のパッチワーク」を創造する
  3. 男女の共同、共生を目指す(ジェンダー)
  4. 多様性を活かす(ダイバーシティ)
  5. 仕事に精神的意味(社会貢献、人生の目的、自己の存在感等)を見出す
  6. 個人の転機と組織の変革に上手に対処する

この6つに当てはめて一緒にキャリアを考えられるようなカウンセリングができるようになりたいと思っています。

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