Instagramに投稿していた私の初カステラ物語。ご覧くださった皆様、ありがとうございます。
レシピサイトで一番人気のレシピで、初めて焼いてみました。
材料は、卵、上白糖、蜂蜜、みりん、小麦粉、ザラメ糖。
型は新聞紙ですし、特別な材料や道具は必要ないので、思い立った時に作ることができますね。
レシピには、「粗熱が取れたらラップにくるんで常温で保管し、3日間寝かせてからカットする」とあります。
カステラが食べたいな → 材料は家にあるから作ろう! → 食られるのは3日後。
食べたいと思ってすぐに作って食べられるわけではないようです笑。
しかし、せっかちな私は2時間ほど休ませてカットしてみました。
ウェーブナイフをお湯で湿らせながらカットしたんですけどね。
こんなにボロボロです。
食べた感じは「重たいスポンジ生地」といったところ。カステラ独特のしっとり感が全くありません。
残りの半分はレシピ通り3日後にカットしてみよう。
そして後日、残り半分のカステラをカットしました。
もしかしたら、包丁が良くなかったのかもしれない。
そういえば製菓の道具箱にはカステラ包丁なるものが入ってた。カステラ包丁と名のるくらいだから、きれいに切れるに違いない!
ところが20数年一度も出番がなかったカステラ包丁は、行方不明。
そこで、
○普段の料理に使っている牛刀(熊本県・小山刃物)
○パンやお菓子のカットに使用しているウェーブナイフ(ドイツ・ロベルト・ヘアダー)
○やわらかいシフォンケーキや、外カリッ中フワッの断面を見せたいときに使用する電動ナイフ(アメリカ・クイジナート)
この3本のカットを比べてみることにしました。
結果は
はい。ほぼ一緒でした。
先のボロボロ問題は、生地をしっかり寝かせなかったことにあるようです。
食べてみても明らかに食感が違う!
カステラならではのしっとり感があって、先日とは全く違う食べものです。
カステラって、熟成する食べ物なのですね。
しかもこれはまだ熟成2日後。まだ美味しくなるのかしら。
せっかちな私は、やっぱり3日間なんて待てなかったのでした。