NPO法人クレエールさんにドイツから研修生がいらっしゃっています。
3月いっぱい、日本の障がい者雇用についてクレエールさんで学ばれるそうです。
3月はドイツのお菓子を作って販売しよう!という事で、ドイツからの研修生さんおススメ「シュヴァルツヴァルダー キルシュトルテ」を作ってみたいとのご相談がありました。できれば販売して皆さんのお給料にしたい!
ドイツ南西部にあるシュヴァルツヴァルト(ドイツ語: Schwarzwald)という森林地帯。南北約150㎞に渡り、ドイツ最大の自然公園を有するこの森は、日本語で「シュヴァルツ(=黒)ヴァルト(=森)」という意味です。
森に植林されたドイツトウヒの木が密集することで、森が黒く、暗く見えることから名づけられました。
この辺りはサクランボの産地なので、ココアスポンジ、削りチョコレート、サクランボ、キルシュ(サクランボのお酒)を使った丸いデコレーションケーキを「黒い森のケーキ」と呼んでいます。
お菓子屋さん的にはそんなに難しくないお菓子ですが(スイートチェリー缶とキルシュがお高いのが商品化のネックではあります)、
「おやつ」として県庁で販売するには、ホールケーキはNG。
という事で、
メンバーさん、研修生さん、大学生のボランティアさんでも作ることができるように、カップ仕立てのキルシュトルテを商品化することに!
私の時間が取れなくて、ざっと流すようにしかお伝え出来なかったのが残念。
そこで、研修生さんがドイツに帰っても障がいのある方と一緒にキルシュトルテができるように、クレエールさんもこの先キルシュトルテを販売できるよう、動画を作ってプレゼントすることにしました。
先日クレエールさんでキルシュトルテを一緒に作っていた時、
「サクランボは上にのせたほうがいい」
「クリームが多い気がする」
「クリームは後の方がいい」
皆さんから色々なアイデアが出てきました。
そんな意見をとりいれて作ったのがこちら↓
動画を撮って急いで編集し、整えた配合表にQRコードを付けて、ケーキを一緒に届けてきました。
抽出に20分ぐらいかかって、間に合わないかと思いましたしたが、16時の終業時間ギリギリセーフ。
合理的配慮を取り入れた配合表と作り方動画。
公式ラインで撮影ボランティアを呼びかけたら「残念ながらいけないけど、いい動画が撮れますように!」「どなたもいらっしゃらなかったら、面識ありませんけどお声がけください!」など、温かく心強いメッセージをありがとうございました。
またあらためてご紹介したいと思います。