今日は卒業式でした。
9月いっぱい学び続けてきた「リスクコミュニケーション・食品表示 養成講座」は本日最終日で、校長の徳島県知事から卒業証書を受け取りました。
食品表示について理解したかったので、図書館で見かけたこの講座に申し込んだのですが、食品表示の講座以外も充実した内容で、とても興味深い学びの時間でした。
食の「安全」と「安心」について、学んだことが自分の中で消化できているか。
ちょうどコラムの担当ページの締め切りがもうすぐでしたので、今回の学びを原稿にアウトプットしました。
やはり、人に伝えることで腑落ちしますね。
最終講義前の先生をつかまえて、卒業論文として原稿チェックをお願いしました。
体にいい食べ物、体に悪い食べ物。
加工した食べ物、自然の食べ物。
食品添加物、添加物不使用。
砂糖小麦粉不使用。白い砂糖不使用。
輸入小麦粉、残留農薬、遺伝子組み換え。
体にいいといって特定の食品を販売する人。
健康食品。
ずっともやもやしていたことが、この言葉で解決できた気がします。
The Dose Makes Poison
すべての物質は毒であり、毒になりえない物はない。容量のみがその物質を毒でないことを決める。
「食の安全」は科学的評価によってもたらされるもの。「食の安心」は、消費者が感じる安心感、感情によって左右されるもの。
このリスクコミュニケーションを学ぶと、食事の準備がつらいと感じているママたちがすくわれるのではないか、とさえ思うのです。
大丈夫。食べていい。その食べ物は安全です。
そう安心させてあげられるコミュニケーション力をこれからも磨いていきたいです。