昨年はこの時期に柚子を使った加工研修をさせて頂いたのですが、柚子を手に入れるのが難しくって。
それで今年は、旬のものを使った実習にしようということで蓮根にしました。
けれど昨日の研修会では、蓮根農家さんは参加していらっしゃらなかったんですよね。
今、収穫期でとっても忙しいから(笑)。
私は本当に6次産業化のお役に立てるよう、生産者さんに寄り添っているのか。
色々と反省したのでした。
農産物を加工して流通にのせる。
賞味期限や輸送、価格競争の問題もあって、似たような商品が溢れ返っている現実に、6次産業化の難しさを感じます。
道の駅でジャムやシロップ、ドレッシングの類が所狭しに並んでいて。
生産者さんのことを考えると苦しい。
流通にのせるのも一つの手ですが、その時その生産地でしか食べられないものを食べに来て頂き、生産地域ごと楽しんで、そして味わっていただけるような取り組みができればと言う思いで、焼きたてのキッシュのランチプレートをご提案しました。
生産物の溢れる価値を生産者さんと一緒に高めていけるような活動ができたら嬉しいです。