先日のふれあい健康館さんでは、アガーを使ったミルクプリンのひんやりスイーツ講座でした。
家庭用冷蔵庫が1台あるだけの実習室。限られた時間。
ゼラチンと違って常温でも固まるアガーは、夏の講座にもってこいの凝固剤なのです。
来週は、エミールさんの講座でカップスイーツ「バヴァロアとフルーツのデザート」です。
同じく家庭用冷蔵庫1台と限られた時間。
アガーが使えないかと思い、バヴァロアをアガーで作ってみました。
見事に失敗。もろもろと分離してしまいました。
アガーのホームページにのっていたバヴァロアの作り方通りに作ってみましたが、またしても分離。
こちらはアガーとゼラチンが混合してあるパールアガー16を使ったレシピのようでした。パールアガー8を使ってしまったからかな…
アガーと言っても、パールアガー8、パールアガー16、イナアガー、クールアガーなど、各メーカーから様々なタイプが出ています。
そういえば、一昨年のお菓子の会でアガーを使ったマンゴープリン「マンゴー!マンゴー!!」を取り上げたときも、レシピを整えるまで何度も失敗…。
後で加える生クリームとアガー液の相性は良くない。
失敗したバヴァロアをミルクセーキのように氷を入れて飲み干しながら、アガーはあきらめようと決めたのでした。
となると、ゼラチンを増やさなければ時間内に固まりません。
カップスイーツなので1.2%ほどのフルフルトロッとした食感が好きなのですが、3%弱まで増やします。翌日に食べるとどうしても硬いので、1.2%のバヴァロアを事前に作って試食としてお持ち帰り頂こうと思います。
ゼラチンの濃度でカップスイーツの印象が全く違うのも面白いところ。食べ比べてみて下さいね。
エミールカルチャーの夏の講座。
お申し込みはエミールさんへお願いいたします。(電話088-637-0241)
ババロアをベースにしたカップデザートを通して、牛乳・卵黄・砂糖で作るアングレーズソース、フルーツのカット、涼しげに見せるゼリーを取り上げます。
クリームを泡立てたり、ソースを絞ったり、美味しそうなケーキの盛り付けを通して、親子でお菓子屋さんごっこを楽しんで下さいね。ベリーのケーキ、マンゴーのケーキ、チョコバナナケーキ、の三種類を作ります!
イタリアンドルチェのティラミスを通して、卵黄とシロップをもったりと泡立てるパータボンブ、卵白と熱々シロップで作るイタリアンメレンゲを取り上げます。